令和5年6月25日(日)  天気  曇り午後から晴れ

 

朝の内は曇っていましたが、

昼頃から晴れに代わりました。

 

それに伴い気温も上昇、

午後3時ごろには

31.5度まで上昇し、

夏日となりました。

 

昨日24日の土曜日に

友人の穴窯の焼成が

終わりました。

 

火を入れたのは

去る19日の月曜日の朝9時。

それから土曜日の午後5時まで、

焼き続けていました。

 

とはいえ、

文一窯が行ったのは、

22日木曜日から

24日土曜日までの

3日間だけでした。

 

今回は焼成のメンバーが多く、

一番忙しい土曜日は、

6名の参加者でした。

 

友人の窯はもう20年ほど

使用している古い窯で、

最近では温度の上昇も

早くなってきており、

時間も短くなっています。

 

22日(木)到着時の窯内の温度

 

大口の焼成中(あぶり)

 

大口と言っても、

下の火の見えるところに薪を入れ

焼成しています。

薪の投入時間は15分に一度

約1束の量が入ります。

まだのんびりとしたものです。

 

あぶり終了

 

上の口を開ける

 

窯内の正面

 

左側

 

600度を超えたので、

上の口からの投入も

始まります。

 

とはいえ、

まだ窯の直ぐ近くに

椅子を置いていても、

座っていられます。

 

23日金曜日

 

窯は焼成中

 

午後2時47分ごろ

 

温度も順調に上がり、

1133度となってきました。

 

灯油やガスの窯と異なり、

薪を投入する直前が

最も温度が低くなり、

およそ60度から時には、

100度も下がります。

 

赤松の薪

 

薪の色が濃い茶色になっているのは、

松脂を含んだ部分です。

 

対して白い部分は、

松脂がかなり少ない部分です。

 

このように

赤松とはいえ、

全身に松脂はありますが、

集中してある部分と、

比較的少ない部分に

分かれています。

 

24日土曜日

 

窯の焼成中

 

午前4時38分ごろです。

時間帯的に

一番眠い時間です、

 

この時の焼成者は2名

 

1名は窯主さんで、

もう1名は文一窯です。

 

火は窯全体に行き渡り、

左右の横の窓からも、

炎が出てきています。

 

窯の中(正面)

 

窯の中(左)

 

かろうじて正面下や

左側の作品が見えます。

 

この段階になるおと、

座っている位置も

窯から5m以上離れています。

 

それでも熱く感じてきます。

 

温度計の示す温度は、

1230度以上になってます。

 

 

炭の投入1

 

炭の投入2

 

炭の投入3(2回目の投入)

 

温度計は、

片づけてしまいましたが、

右の横の窓

3つ目に入れてました。

 

1230度だと低いと

思うかもしれませんが、

 

温度計の入った位置より前は

もっと熱くなっています。

 

おそらく1280度を

やや超えている感じがします。

 

窓から見た炭と作品

 

炭の投入は午後3時ごろから

始まりました。

 

2回に分けて投入します。

 

1名がスーパーのかごに入れた炭を持ち

もう1名が屋根のとよのような形をした、

U字形の物を持ちます。

 

炭を持ってる方は

U字形の長い半筒の中に

炭を滑らせます。

 

U字形の物を持ってる方は、

炭がまんべんなく入るよう、

U字形半筒を前後左右に

微妙に動かし

1か所に炭が入るのではなく、

出来るだけ均等に 

炭が入るよう調節します。

 

このあと30分ほどして、

炭が燃え

十分に作品に

炭のガスがかかる

時間を見た後、

大口や左右の窓をレンガで

全て土で閉じて、

焼成が終わりました。