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文学ing

森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

現実で嫌なことがあるので、悠々と空幻の世界に逃げに来ました。

お久しぶりです、森本湧水です。なんか、しばらくぶりに開けてみたらエディタが変わって手に馴染ませんです。

ここ数週間、
長男のバスケ部の遠征と自分の弓道の練習と、ままならない仕事と人間関係と家事と、がんぜない次男と、酔っぱらいに職場のガラスを壊されて事後処理に奔走していた愛しい夫

に、
かまけてさ迷っていました。
なんか、自分、ノプロールになったみたいです。
かつて砂漠のローラン王国を潤したと言う、探検家のスウェン・ヘディンが探し求めた移動する湖。

あっちにふらふら湧き出したり、こっちでぷかぷか干上がったり。
落ち着きがないなあ、と思いながら、でも懐かしくなるのはやっぱり此処です
(この場所で永遠に喪われた対人関係も、幾何)

さて、現実に疲れたので死ぬことを考えます。汗をかいたら水を飲むように。当然のことです、自然です。

私の血族には、
いえ、正確には父の家系には若死にが多い。何度も書いていますが、祖父の兄弟は戦争の頃に病気で全滅しているし、両親は私の姉やら兄やら弟やら妹やらを5人、消失している。

その死に絶えた大地の中でひとりぽっつりと立っている私の意味は?

死について考えるのは生きている人の特権でさ。

まして呪いとか祟りみたいな言葉が浮いてくるのは隙で幸福な証なのだ。

不様でのんきで白痴だった平安おとこみたいに。

(しばらく谷崎潤一郎の「少将慈幹の母」にはまってました。
天才。)