そんなわけだから私は叔父に殺されたんだけど、父は私を嫌っていたから好都合だったみたい。
私は今、そうだね。きっとあなたんちの、そんなに遠くないところに重石で塞がれているよ。日本。狭いから。
叔父は、カシキを完璧に洗練されて美しい女性に育てたかったから、箪笥をアルコールと炭酸で丁寧に拭いて、裸のカシキを入れて、カギを閉めていた。カシキだって最初は泣いたと思うけど、何事もあきらめは大切。
カシキ。
華、識。
この世の美しいものだけを知って生きてほしい。叔父のその愛は分かる。叔父のそのばかは分かる。
カシキは生きなかった。
免疫って知らないの?