母親やめてもいいですか
この本は長男が5歳のときに出会って、なんだかもちゃもちゃするなあ…とおもったきり、放ったらかしにしていたのですが。
もう、次男も生長し、いよいよ親を去るときがきたなと思ったタイミングで再読しました。
感想。
これからこどもを育てる
かもしれない、
あらゆる小学生に読んでほしい。
あなたは、
このくらい、頭が悪い。
成績とか学歴とか関係なしに、ああ、この女性は頭が悪い。発想が貧弱だ。と、思わなかった14歳以下のあたなは間違いないあたまが悪いから、頑張って。
勉強ができないとか、特定の科目だけ苦手というのは違うのです。それは、特徴の顕現だから。それを取り上げてどうこういう大人、教師だとか祖父母だとか父親とか母親というのが問題にしているだけで、本人は特に問題ではないのですから。
でも、本作でテーマになっているように、発達度合いが問題になるのだとしたら、それは親が頭悪いからであって、そういうふうに教育すべく教育基本要領をまとめた国家の偉いひとが悪いのです。よって逃げ場なし。
それでも。
こういう頭の悪い年寄の文言を訊いて、なんにもしないのだったら、私は頭が悪いよりもっとわるいものになる。
地面から突き出ている現実の多くは頭のわるい大人が作っている。それに巻き込まれるから子どももあたまが悪くなる。
日本語を理解する子どもを残したい。だから、嫌な日本語はそれどんなに俗毒であっても、あえて触ってみました。