私のADL | 文学ing

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森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

アクティビティオブデイリーリビング

と言う概念、いや福士用語か。大学の時に勉強しました。

日常生活動作と言うやつです。

障害を持っている方がどれくらい自分の力で、
あるいは人の手を借りて日常を自律的に行動することができるかどうか、
を考察するスケールのようなものです。

(今は違ういい方をするかもしれませんね。

なんたって私の学生時代なんて十数年前だ。)

最近起こったあまりにも出鱈目な障害者斬殺事件について夫とよく話し合うのですが、
彼の意見は一貫して


生活に人の手を借りる時点で社会の害だ。

と言うことになっています。
(特定の個人が害になる、と言う誹謗ではなくあくまで論理的に。)


では人の手を借りないと日常がままならない私は世の中の害でしょうか。

と尋ねたら、
「今の論旨ではそうなる。」

と言われました。
私の体力の限界はだいたい三ヶ月で、それ以上は体が動きません。
だからその間は人の世話にならなくてはならないわけです。


私には日常をいとなむ事が時として酷く困難だ。

そんな私もナイフで刺されて死ぬべきだろうか。


と、
ネガティブになってしまいましたが、
ADLについてふと思う所があったので書いてみました。

前に文章書きは自己慰安とも書きましたが、

私は自分が自力では出来ないことを文章に託して能動化しているのかもしれません。

私の手足は躍り狂う言語。

それを叩きおられた時の痛みはまだ疼きます。