書きたくない、
と
書いてはいけない、のはざまに居ます。こんな半端な気持ちで書きたくない、という思いと、こんな半端な気持ちだから何も書けない、という思いです。
書くということが自分の中で見えなくなってきているのです。
以前は「今日は何を書こうかな」
と思ったら、それがいい悪いを別にしても、何かは思いついたんです。
何かは書けたんです。
でも、今は、書きたくない。書きたくないという思いが強いんです。私は書こうと思ったらいくらでも書くんです。
今すぐにでも小説の続きを書け
新しい小説を考えろ、と言われたら、するんです。
でも、今はそれをしたくない。自分が言葉と向き合う度合いに疑いを感じているんです、この程度の覚悟で今年も太宰治賞に臨むつもりか、と。
それでまた一次選考に落ちて泣いてぐずっていろんな人に慰めてもらって、でまた立ち直ったつもりになってだらだら書いていくのか、それでいいのか、と。
だから私は今書きたくないんです。
自分の中で覚悟が決まっていないから。
自分の言葉から逃げない、という覚悟が決まっていない。私はいくらでも自分の言葉から逃げようとする。
賞を取って本を出したいという自分の目的にすぐウソをつく。
そんなことは思っていませんと、いくらでも言い訳をする。
だから賞を取れなくても仕方がないんですと言い訳をする。
だから書きたくないんです。
覚悟が定まるまで次のお話に向かいたくない。でも一日に三回更新するという習慣だけは止めたくなくて、こうして今も書いています。
何もかも惰性です。
こんな自分が嫌で、私は書くことが嫌になっています。