F氏について。 | 文学ing

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森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

ある方のブログ小説を読んでいて思い出したことです。

Fは私が中学生のときにとても好きだった男である。

でもそこはお互い中学生だったので何ごとも無いまま卒業しお互い別々の高校に行き今に至る。

Fは中学の時、

「おれが死んでも誰も悲しまない」

とよく愚痴っていた。
その度に私は


「お前が死んだら私が哀しい。」

と言った。
Fに最後に会ってから有に20年が経つ。
Fがこれを読んでいる確率はまったき0だがそれでも私は言いたい。





お前が死んだら、私は今でもやっぱり哀しい。