はい、
昨日をもってなんやかや終わりを迎えました
長編お話「Most Pretty Present 」
でありました。
書き出した時点で大まかなコンセプトはあったものの
ほーぼ白紙の状態の頭でことを起したので、
自分の中の引き出しや本棚をがっさんがっさんばっさんばっさんしながら先を造る作業をするという、有意義な体験をすることが出来ました。
今回のお話造りはもう、自分の中の小知識をどれだけぶっこめるかみたいな様相に最終的になってしまい、
その結果他で書いた短いものとは趣きを異にしていたら。いいなと。そんな気持ちで今おります。
さて本棚をばっさんばっさんしただけあって、お世話になった書籍がいくつかあります。
中でも
馬場あき子著 「鬼の研究」 ちくま文庫
こちらは大変参考になりました。大きなインスピレーションを頂いた本です。
あるいは
澁澤龍彦著 「黒魔術の手帳」 河出文庫
こちらは冒頭で「彼女」が読んでいる本にそのまま転文させていただいております。
もちろん個人的見解ありありで、
おそらく思想的に間違いが多いのでしょうが。
または
万葉集第二巻 「天皇を慕うた歌」 磐姫皇后
はがちでそのまま引用したと思っていたのに、いま確認したら文字が一個まったく違う意味になっていました。
こういう本棚を見返していると
森本泉は、長い時間をかけて蓄積された著述遺産みたいなものを大切にした書き手なんだ、という気がしてきます。
古書の歴史は和国の歴史(日本というよりこの言い方がしっくりきませんか?)
文章を読んで文章を書いた日々でした。
感想をくださった方。とても嬉しかったです。
しあわせです。