ファンタジックワンダーランドとしての田舎 | 文学ing

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森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

ネットの怪談話って、

なんであんなにこころひくんでしょうねえ。。。


こわいはなし、にがてです。。。

小学生のころは大好きで、

漫画雑誌のほんとにあったこわいはなし

とかいっつも本屋で立ち読みしてたんですが、

年取ってからだめになりました。

「ヴィレッジ」だかいう映画を見たときは

種明かししてくれるまで悲鳴挙げていた。

「ハイドアンドシーク」はさらに怖いらしいので

もう絶対みないと決めている。


しかし、最近個人のニュースサイトなんかに載っている

「おれが体験した奇妙な話」系の怪談を

ついつい読んでしまってえらいめみます。

夜一人でおといれいけなくなって家中の明かりを点けて寝ます。

ものっそいこわいです。


↑まあ、でも、恐らくはフィクションでありますよね。

それは「そうであってほしい」という願望もありますが

だいたいどの話も決まったストーリーの鋳型みたいなものの存在を感じるのです。トレンドでしょうか。


小学生の頃に読んだ怪談だとだいたい

必死に練習したのにレギュラーになれなくて悲観して自殺したバスケ部員の霊が出る体育館


みたいな人間あるあるなんですが、

ネット怪談で多いパターンは

「いにしえの神々」あるある

といったところでしょうか。


民家も数軒しかないようなネットもメールも使えないような山奥の寒村で昔から崇拝されていた「人ならざるもの。」

子どもが訳も分からずタブーを犯してしまって

呪いを受ける

で、訳知ったる大人たちが必死になって救おうとするんだけど。。。


十数個読んでみましたけど

だいたいこんな感じですね。


これは一種のノスタルジー嗜好ではないでしょうか。

いやノスタルジーとは違うかな。

ワンダーランド幻想かな。


首都圏出身の30代以下の人の中には

本当の意味での田舎を知らずに育った人も多いでしょう。

もりもとんちの近所なんてちょっと行ったら

となりのトトロとかもののけ姫みたいな風景が広がっているけど

しぶやだはらじゅくだで慣れ親しんだ世代には

日本の地方はアメリカの都会よりも想像に辛い場所なのかもしれません。


きっと今でも山奥のムラには

わけの分からない「しきたり」とかがあって

何らかの神秘的な存在が息づいているんだろうなあ


みたいな無邪気な幻想を抱く人も多いのかもしれない。

日本における「国内異郷化」、都市地方格差の深化ということの現れなのかもしれないですねえ。


(↑ということであっていて!

おねがいこわいから!!!)