壮絶な好き嫌い | 文学ing

文学ing

森本湧水(モリモトイズミ)の小説ブログです。

従兄の娘は炒めたご飯が大嫌いで

炒飯、オムライスの類を一切食べないのだそうだ。


90年世代にとっては考えられないことである。


おれが小学生のころ土曜日の昼飯は

有無を言わさず残りご飯による焼き飯だった。

(ちくわとか入ってんの 怨)

あるものを食わないといけなかったんである、

キライな物は断固食べないという選択肢は無かった。


しかし平成ひとけた世代は

食べたくないと言ったら断固食べないようだ。

これは単に親のしつけとか以外に、

単純に他に食うもんがいっぱいあるから

わざわざキライな物まで食べるこたない、

ということじゃないだろうか。

そこで発生した壮絶な好き嫌いである。


おれは日本が豊かになってから生まれたけど、

それにしたって90年代と00年代を比べたら

比べるまでもないくらいいろんなことが違う。


物と情報が煩雑だしいくらでもカジュアルに手に入る。

しかしだからこそ必要な物、正解の情報を選択することが困難で、

しょっちゅうトラブルが起きているし、犯罪も複雑多様化してるし

大量消費の果ての環境問題とかとかとか…

まあ悪い側面はいくらでもある。


豊かさの果てが先細りだなんて先人は知っていたかな?

何でもあるということは

選ばないものや廃棄する物がたくさんあるということだ。


私のこの駄文もネットの海に浮かんだ

タバコの吸殻みたいなもんである。


それでもおれは出版業界の販路縮小に喧嘩を売れるか?

それだけのものを書けるのか?

その馬力があるのか、アビリティは???


悩みは尽きません。