12月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1755
ナイス数:21
シュークリーム (第5巻) (灯光舎本のともしび)の感想
人の死に関する話題が多かった。 百閒の文章はセピア色の雰囲気がある。
読了日:12月26日 著者:内田百閒
わが家の夕めしの感想
タイトルとは違い、食に関する話題だけではなく、作品についてとか芝居についてとか雑多なことなど幅広いジャンルのエッセイ。 上野の寛永寺あたりが子供のころの遊び場所というのを読んで、幕末ものの作品が幕府側びいきなのが納得できました。 伊庭八郎の写真、私も見てみたい。
読了日:12月22日 著者:池波 正太郎
味覚-清美庵美食随筆集 (中公文庫)の感想
理研の大河内博士が戦犯として巣鴨プリズンに収容されていたころに書かれた食にまつわる随筆をメインに周りの人の博士評も付録として記載。 合成酒の作成やビタミンAの発見にかかわっていたこともあってか食のおいしさだけでなく、栄養や代用食推進の意識があるのが特徴的。
読了日:12月20日 著者:大河内 正敏
雨の日はソファで散歩 (ちくま文庫)の感想
種村さんの遺作。 博学ぶりを再認識。 岡本綺堂が読みたくなったし、矢川澄子さんのことも興味深かった。 装丁はクラフト・エヴィング商会
読了日:12月13日 著者:種村 季弘
炉辺の風おと (毎日文庫)の感想
八ヶ岳の山荘を舞台にしたエッセイ。 梨木さんにしては珍しく身内の話についても書かれており、問題提起を感じました。
読了日:12月10日 著者:梨木 香歩
辻留 ご馳走ばなし (中公文庫)の感想
懐石だったり昔の調理道具だったり、なじみのないことが当たり前のように書き進められているので、戸惑うところもあるが、丁寧な作業、材料や料理背景に対する造詣の深さは素晴らしい
読了日:12月05日 著者:辻 嘉一
散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)の感想
初めてのお店にも気軽に来ましたといった雰囲気でありながら店側の気配も察して気遣っていて、粋でかっこいい。
読了日:12月05日 著者:池波 正太郎
読書メーター
12月はインフルエンザにかかって
読めない期間があって
借りていた本は慌てて期限前に見たりしたので
残念ながらあまり頭には残っていないかも。
梨木さんの新刊は
その前に読んでいた話の続編があり
興味深く読みました。
吉田さんの新刊も積読になっているし
年末年始で借りてきた本も
1冊しか読めていない。
1月は読書のほうにも時間を使いたいと思います。
そして2023年の読書まとめ。
読んだ本 83冊
読んだページ数 26938p
居酒屋ぜんやなど
シリーズものを読んだおかげか
多くなりました。
一番印象に残ったのは
書楼弔堂 宵待です。
もちろん、鵺は特別ですが
待った分期待が大きすぎて・・。
弔堂の新刊は
読後の影響で幕末ものを読んだり
そこからの久しぶりの司馬遼太郎まつり。
ちょうど生誕100周年ということで
個人的に盛り上がり
気にかかった本はほぼ読み返しました。
あと坂井希久子さんの時代小説は
展開が気になって一気読みしちゃいました。
そろそろ返し読みをしようかと思っています。
今年もまだまだいろんな本を開拓して
新たな楽しみを生み出したいと思います。