色づく高山 | ぶなまつの昆虫的エッセイ

ぶなまつの昆虫的エッセイ

昆虫の「生活史」をメインに、裏山にて「ソロ虫活」を楽しんでいるシニアです。
読書と哲学と自然が大好きです♡
イハレアカラ・ヒューレン博士を心の師としています。
平和(^^)/は私から始まる。
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紅葉真っ盛りの高山に向かう
 
途中の湖の色も秋の色
 
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車の窓から眺める秋の色はとっても素敵だ。
 
ヤナギの色も黄金色に変化し、
 
空に向かって微笑んでいる。
 
 
 
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ここに来るたび自然の気に癒され
「自分は一人じゃないんだ」
という不思議な感覚になる。
 
 
全てがつながりあって循環している世界。
人間も自然の一部であり、
それを忘れてしまった人間社会だって自然界の一部なのだ。
 
 
 
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大好きなブラックコーヒーをゆっくりと味わいながら
黄色に変わった雨上がりのヤナギを見ていく。
 
少し藪こぎもしてみたが
ヒメオオクワガタはどこにも見つからず・・・。
 
 
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一人孤独に襲われ寂しくなる時はこの景色を思い出そう。
 
耳を澄ませて自然の声を聞こう。
 
樹木の一生を人の春夏秋冬にたとえると、
 
今は子育てを終え第二の人生を送っている頃かもしれない。
 
子育てや仕事の忙しさからようやく解放され
 
自分のための時間が持てる頃だろう。
 
 
やがて晩秋になり葉を落とす冬に入る。
 
冬の樹木は人間でいうとおじいさんとおばあさんだ。
 
古い枝葉は一生を終える。
 
しかし、
 
季節が循環するように
 
樹木の生命も循環し
 
春に向けて新しい芽がふぶいてくる。
 
この自然の循環こそ生命の生まれ変わりそのもの。
 
それは
自然の一部でもある
私たちにも当てはまるのだ。
 
 
 
 
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幸せのヤナギも緑色から黄緑色へ
そして黄色へと変化し、
やがては葉を落とす。
 
 
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美しい光景に包まれながらその中に埋没されそうになる。
高山の四季にも変化があるように、
人の人生にも四季があり変化がある。
 
 
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帰り道に
 
ノコギリクワガタ♂を見つけた。
 
仲間がいなくて寂しそうだった。
 
幹の下にそっと戻すと
 
    まるで別れを言うように歩いて行った。
 
 
 
 
平成27年10月中旬   宮城県にて