先日、自殺予防に関する研修を受けたので
その中からいくつか
日本の自殺の現状は
長年20,000人から25,000人で
推移していたのが
バブル崩壊の平成10年に33,000人と一挙に
1.3倍に跳ね上がりました
その後リーマンショックなどを経て
平成21年から10年かかって20,000人に減り
令和5年は21,837人となっています
その内訳は男性が14,862人
女性が6,975人と
男性は女性の2.1倍となっていて
この割合は人数が変わっても
ほとんど変化しないとのこと
またずっと割合が高いのは50代ですが
令和5年に限って言うと
70歳代、80歳代以上で低下
9歳以下、50歳代以上は横ばいですが
その他の年齢では上昇
最も上昇したのは30歳代です
また令和5年度の自殺の原因や動機で
1位は健康問題、2位は経済・生活問題で
3位が家庭問題となっており
2位と3位は前年に比べて逆転していて
徐々に物価高などの影響が出てきたと
考えられています。
(統計データは警察庁自殺統計原票データより
厚労省が作成したもの)
さらに主要国(G7)の若年者(10〜19歳)
の自殺率を比較すると
「自殺」が「事故」を上回るのは日本のみ
という2016年のWHOの統計もあります
そして実は山梨県には
「自殺の名所」とされるところが
2カ所ほどあるため
県外からいわゆる「死に場所」を求めて
くる方が多く
人口10万人あたりの自殺者数は
発見地ベースでは全国でワースト1位と
なっています
これは研修の受け売りになりますが
多くの自殺は防ぐことができる
と考えられています
当事者が醸し出す
普段と違うサインに気づき
見逃さないようにして
声かけや相手の話に耳を傾けることが大切
そしてできれば
クリニックなどの専門家や保健所
精神保健福祉センターなど
適切な相談先につなぐことが重要です
相手の「先の見えない感じ」に対し
少しでも「先に光が見えるような関わり」
をしていくことが
私たちにもできる役割=
ゲートキーパー(命の門番)なのです
また明日、また来週と、
声をかけるだけで
少しの生きる希望になることもある
自殺は誰にでも起こりうる身近な問題です
相談先を知っているだけでも違うと思うので
ぜひご確認いただければと思います。。。
👩今日の食事
朝・ハムたまごパン
昼・コストコで買ったインスタントパスタ
試食で美味しかったので購入
辛味も程よく美味しかった!
夜・ガパオライス風