昨日ご紹介した青山美智子さんの
「赤と青とエスキース」
その中でああ、わかるうぅと思ったのが
この一節。
「ブーは私と手をつないでいるとき、
絡めた指から親指だけ少し離して、
その腹でそっと私の手を撫でる癖があった。
私はそのしぐさがとても好きだった。
ただ無条件に可愛がられている
猫みたいな気持ちになった。」
これってなんかすごく
慈しまれているというか
可愛いくてたまらないというか
女性にとっては嬉しい
好きなしぐさだと思うんですよね
ならばと母も、とっておきのヤツを一つ
もちろん昔の話なのですが
当時お付き合いしていた彼は車好きで
こだわりからかオートマではなく
マニュアル車に乗っていました🚗
余談ですが
マニュアル車をガシガシっと操作する
男性の手って魅力的ですよね
短大時代、青山で横に止まったポルシェの
そのレバーを操作する手が見えて
あまりに素敵だったので
母も免許取ってからしばらくは
マニュアル車に乗っていたくらいです。
その技術、今はマニュアルの軽トラでしか
活かせませんが・・・
余談はここまで。
彼の車の助手席に座る当時の母。
ドライブ中は手持ちぶたさなので
手を重ねたり、なでられたり。
それがちょっときついカーブを曲がるとか
レバーを操作するとかで
手を離さなきゃいけないとき、
彼がいつも左手で私の右手の甲を優しく
ポンポンって。
ポンポンって。
ちょっと待っててね、
みたいに
ポンポンって。
いやああああ〜
今、自分でやっちゃいましたけど。
こんな感じだったっけ⁉️って。
頭ポンポンは昨今の流行ですが
母は手の甲ポンポンに一票