チャンピオンズリーグ2012-13決勝トーナメント1回戦1stレグ。
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)vsアーセナル(イングランド)。
結果は3-1でバイエルンの快勝。
バイエルンのユップ・ハインケス監督の言葉を借りるとすれば「バイエルンは絶好調」ということだろう。
ファンとしては嬉しいことである。
しかし、この1失点には問題があった。
集中が切れたかと思わせるような失点。
好調時程見逃しがちなこのシーン。
アーセナルのCKをノイアーが見送り、さらにDF陣もフォローせず、ワンバウンドしてファーサイドに流れたボールをポドルスキに決められた。
このシーンは、その直後にミランvsバルセロナを見ると、なんてイージーなミスなんだと言いたくなるはずだ。
これが1発勝負の決勝だったら?
ここからもし崩れたら?
そう思わされる失点だった。
その後交代で入ったロシツキにペースを乱されたが、なんとか踏ん張れたことがこの試合を分けたと思う。
ロシツキから始まったプレーで、ジルーのおしい場面があったが、もしあれが決まっていれば、一気にアーセナルの逆転ムードへと変わっていたかもしれない。
すべて「たら、れば」の話ではあるが、好調時ほど些細な点に注意を配る必要がある。
好調な時に足元を確認し修正を行えば、その好調は連勝、そして優勝へとつながっていくはずである。
セットプレーでの守備(正確にはノイアーの判断に頼った場合のDFの在り方)、ロッベンの使い方など、いくつかの問題点はこの勝利の裏に見えたのではないだろうか。
たしかにバイエルンは強かった。
しかし、アーセナルに勝利の可能性がなかったわけではないことを確認しておきたい。