1つ前の日本代表の記事にも少し書いたが、香川の件も含めてマンチェスターUに関する記事を書きたいと思う。
マンチェスター・ユナイテッドは、1878年創立のオールド・トラフォードを本拠地とする世界でも有数のビッグクラブである。
愛称は「赤い悪魔(レッドデビルズ)」
世界のサッカークラブにおいて、一番資産価値のあるチームとして君臨している。
監督はアレックス・ファーガソンの長期政権であり、オーソドックスな4-4-2のスタイルで長年戦っている。
では新シーズンに関する話へ。
基本は昨シーズン同様の4-4-2、もしくはプレマッチで試した4-5-1(4-4-1-1)だった。
しかし、昨夜アーセナルとの間でロビン・ファン・ペルシの移籍に関するクラブ間合意が発表されたため、ルーニーとファン・ペルシの二大エースを先発させるためには、2トップ以外の選択肢はなくなるだろう。
もちろんCLとの二足の草鞋は毎年のため、コンディションに合わせてルーニーやファン・ペルシを休ませる場面も増えてくると思うので、4-5-1がまったくないというわけではないと思う。
新シーズンに向けた即戦力の補強は、先に述べたファン・ペルシと、我らが10番香川の二人だ。
パウエルに関しては、将来を期待される18歳の新鋭だが、シーズン中にスタメンを勝ち取る予想は極めて可能性が低い。
では、次は現有戦力を見ていこう。
「現有戦力のスタメン」
FW ルーニー ウェルベック(エルナンデス)
左MF ヤング(ギグス)
右MF バレンシア(ナニ)
CMF スコールズ(ギグス) キャリック
左SB エブラ
右SB ラファエウ
CB ファーディナンド ヴィディッチ
GK デ・ヘア
では基本フォーメーションを上の4-4-2として、新戦力がどこに入るのか。
ファン・ペルシは間違いなくウェルベックのところだ。
むしろそこ以外でワールドクラスのプレーを見せることはできないだろう。
もともとアーセナルでは1トップ、もしくはオランダ代表で3トップの真ん中というのが彼の定位置だが、そこはワールドクラスの選手だけに2トップでもしっかりと自分の生かし方をアジャストしてくるはずである。
さて問題は香川だ。
左のMF?それともセントラルMFでスコールズの後釜として育てる?
前の記事でも書いたが、香川の持ち味はトップ下でこそ生きる。
ドルトムントで言えば、レバンドフスキの背後だ。
後ろではなく、背後なのだ。
特に1トップが強力であればあるだけ、彼のセカンドアタックが光るのである。
シャドーストライカーという言葉があったが、香川はストライカーではなくトップ下のため、シャドーアタッカーという言葉が適切か。
このシャドーアタッカーはサイドでは活きないのは、日本代表にて証明済みだが、そこは香川自身が次なるステップとしてサイドを極めていく可能性もあるが、個人的にはトップ下としての怖さをさらに磨いて欲しいと願っている。
ザックの戦術のもとでは難しいのは承知しているが、だからこそ本田を別のポジションにおいやり、トップ下を奪ってやるぐらいの気持ちでやって欲しいと思っている。
話をユナイテッドに戻すが、香川の適正はプレマッチでファーガソンも試したように、4-5-1(4-4-1-1)のルーニーの背後である。
これで見えてくるのは、本当にファン・ペルシが必要だったのかということ。
もちろんルーニー一枚ではプレミアリーグとCLのダブルクラウンを目指すのは厳しい。
であれば、ファン・ペルシを獲得し、香川ではなく、スコールズの後継者と左SBエブラのバックアッパーを獲得するのがベストだったのではないだろうか。
たらればの話をしても仕方がないので、もう一度香川の話に戻るが、ファン・ペルシの加入により、スタメンを獲得するにはヤングの左MFか、スコールズのセントラルMFのどちらかを奪わなければいけないことが明確になった。
どちらで香川が自分の持ち味を生かしつつ、プレーの幅を広げていけるのか、新シーズンのマンチェスター・ユナイテッドを注目してきたいと思う。
名称アレックス・「サー」・ファーガソンの采配を楽しみにしている。