全文に対して

 

近所にあるブックオフで2022年末購入。ふとしたきっかけから、石原慎太郎さんに興味を持ち「石原慎太郎と日本の青春」「法華経を生きる」などを拝読し、そこから石原さんが書いた「天才」(田中角栄について)を読んで、田中角栄元総理に興味を持ったという流れ。

 

これまでも、マンガ「角栄に花束を」は、毎回単行本で新刊を買って楽しんでおり、「池上彰と学ぶ 日本の総理」シリーズをメルカリで手に入れてと、まずは浅く田中角栄さんについて知識を得ていたところ、この本を発見。

 

日本列島改造論や、田中角栄さんが手がけたその功績や、その後のロッキード事件までの流れは、なんとなく知っていたが、今も「なんとなく」まで。ただ、やっぱりこういう本は「人」が面白いなと思う。この本にも、その人となりというかエピソードがあちこちで見られ、小難しい話はなく単純に面白かった。政治とお金の話なども、いろいろ言われるけど、個人的にはそんなことは小さな話だと思う。大局を俯瞰してみて、それに突き進む、そこに信念やピュアな思いがあれば、それでいいのではと。こそこそ、小さなお金を扱う輩たちより、よっぽど気持ちが良い。

 

あと20年もたてば(日本がとことん行き詰ったら)、日本にもまたユニークな、それこそ豪快な総理大臣(リーダー)が生まれるのだろうか。それは、今まさにこの瞬間に生まれた子たちであろうし、その彼・彼女が未来を見据えて思ったようにふるまうのをジャマしたり、足を引っ張るようなことだけしないよう、上品に年を取りたいと思う。