おもしろ人物伝③
 
強み理論にそって音楽家を見ていこうという
新しい試みです。
 
個性的な作曲家が多くて面白いですよ。





ブラームスについて

 

1833年5月7日 ハンブルグ生まれ
1897年4月3日 ウィーンにて死去
 



※『三大B』の1人
 
 

 


正統派ドイツ音楽の作品を残した


偉大なるクラシック音楽家と言われている
三大Bのうちの1人。
(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)


すでに時代はロマン派となっていたが
作風は新しいものよりも古典主義寄り。
形式にこだわった。



音楽は「言葉」から


『はじめに言葉ありき』は
ヨハネによる福音書からの一節。


慎重で保守的なブラームス

時代的には「音楽」か「言語」で
どちらに重きをおくか?となり、
「音楽」優位に傾いていました。

ブラームスはそれ以前に大切にされていた
「言語」の方を重要視しました。

ドイツ語の詩の韻律を大切にして
ドイツ語歌曲(ドイツリート)をたくさん作りました。




じっくりと取り組む
 
交響曲1番は22歳から作曲開始。
初演はなんと21年後の1876年(43歳)

約20年間もあたためて作曲。


また完璧主義で、気に入らない作品は
全て廃棄する徹底ぶり。




紹介されて紹介して・・・
 
典型的なドイツものだけではなく
冒険的なこともしている。

当時流行していた
異国風(ロマの要素)を取り入れ、
ハンガリー舞曲も編纂。


これは友人のヴァイオリニスト、レメーニと旅行に出かけてのこと。


その縁で知り合ったヴァイオリニスト、ヨアヒムとは長年親交をもった。

そして、その出会いを通じて
リストやシューマンとも出会う。
 

ヨハン・シュトラウス2世とは年齢も近く
親交があった。
互いに作曲家としてよき理解者であった。
(ツーショット写真が残っている)


またドヴォルジャークの才能を見出し支援もした。



 

毎日の日課が決まっていた
 
朝5時に起き
自分で淹れたコーヒーを飲むと
公園まで往復6kmの散歩。

昼食と夕食はなじみのレストランで
取るのが日常的。

友人以外は会おうとはしなかった。
 
(メモ:BS)
 



  
歳を経ることで風貌が激変
 
若い時には金髪サラサラヘアなイケメンで 
ファンも多かった。

50代には長いヒゲで肥満気味。。。

※下部に比較画像貼ってますニコニコ





生涯独身
 

一度、結婚に踏み切れず婚約破棄をしている。

真面目で面倒見も良かったブラームス。

シューマンの妻クララとは
出会いから40年にわたり(シューマンの死後も)
クララが亡くなるまで親交を持ち続けた。

そしてクララが亡くなった翌年、
ブラームスも肝臓癌のため死去した。

プラトニックか?本当は愛し合っていたのか?
ブラームスとクララの関係性は、今もなお
謎を呼んでいる。
 

 
 
 
 
他のブラームスの豆知識
 
・ブラームス家は元々、農業を営む家系だったと言われている。
・父は市民劇場のコントラバス奏者。
・家が貧しく13歳の頃から家計を助けるため、バーでピアノを演奏していた。


・作品が古風で交響曲の制作も遅かったのだが、時代的には国民楽派の時代(ロマン派後期)に活躍している。

・イケメン時代には、かつてワーグナーのパトロンだったヴェーゼドンク夫人も崇拝者であった。
 
・ウィーン時代、一度家を決める(1871年)と終生引っ越すことはなかった。

・ドイツレクイエムで有名になるが、この曲の構想のきっかけはシューマンが亡くなった事といわれている。


・ウィーンではジングアカデミー(声楽学校)の指揮者としてお声がかかった。

・交響曲1番4楽章にでてくる ホルンのパッセージ
当時すでに進化したバルブホルンが吹かれていたが
古いナチュラルホルンで演奏するように考えられていた。
古い時代を尊ぶブラームスらしい
 
・旅行好き
夏は保養地へ。イタリアへも8回。
作曲は旅先のイタリアなどで行われた。

・日課の散歩にはキャンディを持参、子供に渡すこともあった。 
大人に対しては無愛想で皮肉屋の一面もあり。

・自分の意見や感想を伝えるのが苦手。
サロンでピアノも弾くように促されるが、早々に切り上げることもあった。

・ワーグナーとは反りが合わなかった。

・ブルックナーとはぶつかりもしたが、
行きつけのレストランのメニュー
『肉団子』で意気投合した。

・稼げるようになっても自分は質素な生活を続け、
親戚に金品を渡したり、若い才能を支援した。

・ドイツ愛国主義者だが、反ユダヤ主義には否定的だった。

・エジソンの代理人の依頼で、ブラームスの演奏が蓄音機で録音されている。
 
 
 



※追記再編集の予定あり
メモ部は検証中です
 
 
 



 
 
 
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<永尾敬子 プロフィール> 

 

ホルン奏者・音叉ヒーラー

 

 

1990年よりホルンをはじめ、管楽器の指導、            

アンサンブル、合奏の指導。

渡独後、結婚し育児経験しつつ活動を再開。

2013年より指揮者としても活動中

明るく親しみやすいやさしい人柄で、

ハードルがあがりがちなクラシック音楽を

様々な世代に広めるため、

草の根運動的に活動している。

1999年より現代レイキ系のレイキヒーラーでもある。

 

 

                     

 

 
 

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