前回は、小さなポンポンを作る時の注意点を書きました。
市販のポンポンメーカーを使う場合、巻き数は巻き具の中央の半円の大きさ、ストッパーの形、厚みに左右されます。
特にポンポンメーカーのサイズが小さい時は中心を結ぶ糸が見えてしまう確率が高まってくるため、次の3つに注意したほうがいい、という内容でした(記事詳細)。
①毛糸
②巻き数
③中心を結ぶ糸
これと関連して、一番よくお受けする質問へのご回答も合わせて載せておきますね!
Q「ポンポンを市販のポンポンメーカーを使って作ったのですが、毛糸がスカスカのポンポンになってしまいました。どうしてでしょうか?」
これ、よく聞かれます!
これも小さなサイズと重なるところがあって
①毛糸がポンポンを作るのにあっていない(膨らみが良くない、太すぎる等) か、②毛糸の巻き数が足りない のどちらかだと思います。
既製品のポンポンメーカーの場合は、最初に書いたように巻ける最大回数はそれぞれほぼ決まっているので通常の使い方で巻いてもスカスカになってしまった場合は①に該当すると判断してよいかと思います。
ほんと、毛糸の巻き数・種類で仕上がりもすごくかわるんですよ~!ぜひご覧ください。
全部同じ大きさのポンポンメーカーで作ったポンポンです。
右端の水色ぽんぽんの巻き数が一番少なく、また毛糸は引っ張ってもあまり細くならず、引っ張るのをやめても膨らまないタイプ。
こちらも上の4つと同じ大きさのポンポンメーカーで作ったもの。
左の毛糸は、毛糸同士の隙間が見えなく仕上がるタイプ。
大きめサイズのポンポンメーカーなら巻き数に特に注意。
小さめのサイズ(4㎝以下)のポンポンメーカーなら毛糸の種類、巻き数、そして中心の結び糸にも注意をしてみて下さいね♪。
Q 中心の結び糸が見えてしまった時、結び糸のところに隙間がある時に出来ることはありますか?
左:結び糸の影響で隙間が出来てしまったポンポン
A 中心の結び糸からポンポンの表面までに毛糸の長さが多少残っている場合であれば、次の2つが対応策として浮かんできます。
①中心の結び糸のところにぐるっとボンドをつけて、隙間がなくなるように周囲の毛糸同士を接着する。
②フェルティングニードル(極細タイプがおススメ)で毛糸をつなぎとめて隙間をなくす
②はこんな感じで隙間がなくなるように毛糸をさしとめます。
ただ、毛糸によってはニードルフェルトで刺し止められない場合もありますので、その場合は①のボンドでやってみて下さいね^^!
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