厚紙で作るポンポンメーカー&ポンポンの作り方 | こいとの Handmade Life

こいとの Handmade Life

アイディアが形になる瞬間が大好きです。ハンドメイドブロガー・こいとの製作日記。好きなこと、材料、作るためのポイント、ハンドメイドマーケットの気になる話題などなど、皆さんのハンドメイドライフに役立つ情報もアップしていきます♪

ポンポン1つで作るくまさん。つくり方が長くなりましたので、厚紙で作るポンポンメーカーの作り方を別にアップすることにしました。

 

ポンポンはいろんな作り方で出来ます!持ちやすさ、使いやすさ、巻ける数など、特徴もそれぞれ違うんですね。

 

今回のくまさんポンポンは1色で作る基本のポンポンがベース。

 

メーカーさんのポンポンメーカーを使ってくださってもいいですし、お持ちでない方にも楽しんで頂けるように、厚紙(段ボールでもOK!)で丸に近い形が作れる方法をご紹介させて頂きます。

 

 

【厚紙で作るポンポンメーカー】

次の形の巻き台紙を4つ用意します。

厚紙に、中心(赤丸)から半径Acm、半径Bcmの半円を描きます。巻いた毛糸が外れてこないようにストッパー部分を  C cm 下にまっすぐ伸ばして描き、切り出します。

 

毛糸をこんな風に巻いて使います!

 

 

実際にポンポンのくまさんカップケーキを作るためのサイズをご紹介します。

 

【使う製菓用カップの大きさ】 約5~5.2㎝

 

 

【厚紙で作るポンポンメーカー : くまさんカップケーキ用】

 

既製品の巻き具を使用される場合は45mmサイズでOKです。

 

 

半円の下の部分はストッパーになるよう折り曲げておきます。

それぞれ2枚を上写真のように合わせて使います。

 

実際に作っていきましょう♪

 

今回は一色の毛糸で巻くため、2本取りで巻いていきます。

くまさんカップケーキ使用毛糸:ポンポンのけいと (クラフトTOKAIにて購入)

 

【毛糸先端の探し方】

(1本目)内側にある毛糸端を引き抜いて取り出します。

 

(2本目)外側の毛糸の巻きに隠れている先端を探して、抜き出します。

 

【ポンポンの作り方】

①巻き台紙2枚を重ねて、毛糸2本を巻いていきます。

 

赤丸の位置に2巻き目を巻いて毛糸が外れないようにします。

 

巻き具の左ストッパーまでずらします。(外れやすければ3巻きしてもOK)。 

ここから巻きをスタートします!

 

右端まで均等幅で巻いていきます。

 

1段目を巻き終えた所。(参考:この毛糸の2本取りで15巻き出来ました)。

 

2段目は右端から左端へ、均等幅で巻いていきます。(ここまでで全30巻き。こんな風に巻いた回数を数えていきます)

 

3段目、4段目・・・と端から端へ、 数えながら同じように巻いていきます。

 

【巻き数】ポンポンのけいと2本取りの場合 : 100巻

全部で100回巻いてください。

 

*同じ毛糸でも色によって太さが若干異なり巻き数も変わってきます。

毛糸が違う場合は、下の写真の大きさや形を参考に巻き数を調節してください。

(下:巻き終えた直後の写真)

 

*メーカーさんの巻き具を使う場合

メーカーによって、巻ける回数も違ってきます。

赤線から下半分に毛糸が出すぎないように巻き数を調節してください。巻きすぎると閉まらなくなったり、壊れることもあります。

 

(巻き終え方)

最後は指に毛糸をひっかけて輪を作り、長めに切った毛糸を輪の中にくぐらせて引っ張ります

 

引っ張った毛糸は少しだけ残してカット。これで片側が巻き終わりました♪。

 

これと同じものを、もう1つ作ります。

 

②2つの巻き台紙のストッパーを合わせてクリップで留めます。

 

 

 

③ハサミで毛糸を1周ぐるっと切っていきます。 巻き紙と巻き紙の間にハサミの刃を入れるのがコツ。

硬いときは少しずつ切ってください。厚紙を切らないように気を付けてくださいね!

 

④巻き台紙と巻き台紙の間の隙間に、タコ糸を下から通して、上できつく結びます。

*必ずタコ糸(5号~7号)を使ってください。

 

ストッパーが水平になるように巻き台紙を置いてタコ糸を上にひっぱり、真ん中で結びます。

 

(結び方について) 

1度目は片方のタコ糸を2回くぐらせてから強く引っ張ります。

ぎゅ~っと強く引っ張って緩まないようにしてください(重要)。

 

それからもう1度、片方のタコ糸を1回くぐらせてから強く引っ張って結びます。

 

⑤しっかり結べたら、巻き台紙をぽんぽんから取り外します。

赤丸印の毛糸を指で横に押さえて、巻き台紙を取りやすくするのが厚紙を壊さないポイントです。

 

今回は1色巻きですが、模様を入れたポンポンを作る時も取り外し方で毛糸の位置が変わってしまいます。毛糸をひっかけないように丁寧に外してください。

 

(取り外した直後)

たこ糸の結び目を後ろ中心にして持ちます。

(前から)

 

(下から)

 

たこ糸は、位置を把握するため&持ち手にするため、完成間近まで切らずにいてください。たこ糸の輪をこの位置で使うと、上部にキーホルダーをつけたりするなどのアレンジがしやすくなります。

 

⑥作りたい形をイメージしながらカットします。

巻き台紙から外した時は少し横長のポンポン。 そこから作りたい形をイメージして、まずは側面だけざっくりとカットします。  赤い矢印ががカットしたところ。

 

ポンポンの側面をぐる~っとカットしました。

 

ここからはハサミを少しずつ動かし、細かく丁寧なカットで形を仕上げていきます。

 

<仕上げカットのイメージ>

ハサミを少しずつ動かして細かくカットする

 

(よい例) 刃先で少しずつ切って整えていきます。

 

(悪い例)ハサミを大きく広げて切るのはNG。

 

 

(仕上げイメージ)

毛先の密度、質感を終了の目安にしましょう。

 

形が整ったらポンポンの完成です!

 

次は、くまさんカップケーキの作り方です!

 

~シリーズ記事~

★ポンポン1つで作るくまさんカップケーキの作り方公開中★

★毛糸のポンポン基礎講座・・・【きれいにカットするコツ】

 

~ブログランキング参加中~ ご訪問ありがとうございますラブラブ


手芸・ハンドクラフトランキング

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ←こちらもよろしくお願いいたします♪

 

★お知らせ★

 手芸本「ぽんぽんでつくるどうぶつとモチーフ」(日本文芸社)を発売致しました。 

           ↓より詳しい内容はこちら↓

★「ぽんぽんでつくるどうぶつとモチーフ」日本文芸社特設ページ(動画あり)★

 書店などでお見掛けの際は、ぜひお手に取って見て頂けると嬉しいですラブラブ

(使用巻き具:ハマナカ くるくるボンボン)

 

【アマゾン】

【楽天】

 

★インスタグラム★

https://www.instagram.com/koitoiro/