ご訪問ありがとうございます。
鬱陶しい空模様が続く東京です。
自転車で動物病院へ通院するのも晴れ間を縫うような感じです。
そろそろ梅雨も末期のはずですが、明けていきなり酷暑になるのも怖いです。
保護猫がいないのでウチのコを記事にしようとすると、どうしても老猫ウメ吉に関する闘病記みたいなものしか書けなくて
困ったなぁと思いつつ、今日は通院中の出来事です。
午前中は激しい雨
2時過ぎまでしつこく霧雨が降り止まず
午後一番に診察してもらうために自転車で出かけて、もう動物病院の看板が見えたところで歩道の何かに気づきました。
木の枝の節くれだった太いのかな?と思いながら自転車でそのすぐ横まで来たとき、それがキジトラの子猫だと気がつきました。
ピクリとも動かないので遺体かな?と思い、もう100メートルもないので先に動物病院へ行くことにしました。
ウメ吉の受付を済ませて預かってもらい、子猫のところにとって返しました。
子猫はやはり、動きません。
たぶん、ダメだと思いつつ、とにかく獣医さんに診てもらおうと連れていくことにしましたが、タオルも何も持っていません。
エコバックを忘れたときの保険にレジ袋をバッグに仕込んであったのを思いだし、引っ張り出して両手に被せるとそっと子猫の身体の下に差し込んで持ち上げました。
子猫の細く開いた眼には光はなく、口からは、ダラリと舌が出ていました。
もうダメだろうけど、確認してもらおうと速足で歩いて病院に戻りました。
受付で動物看護師の女性に子猫を託すと子猫はそのまま奥へ連れていかれました。
ちょっとホッとして待合室に並んだ椅子を見ると、そこに置いたウメ吉入りキャリーがありません
おそらく奥で預かってくださっているのかな?勝手な事をして申し訳なかったかな?と思っていると診察室の扉が開きました。
いそいそと中に入ると、子猫がそっと診察台にのせられました。
先生は小さな胸にかなり強く聴診器をあてて拍動を探ってくださいました。でも…
亡くなっていますね、と一言が
パッと見ただけなら眠っているだけのような子猫…
まだ身体にはほんのりと温もりが残っていたような?
もう少し早ければ助けられたかな?
おそらく交通事故だろうと思います。
昼の日中に、人通りもそこそこあっただろうに、他の誰にも気付いてもらえなかったのかな?
昨日から頭の中をそんな考えがグルグルまわっています。
子猫の画像はありません。
エム美の両手にのせられるほどの大きさでしたから、3か月になったかな?位の月齢だったと思います。
すごくかわいい顔をしていると思いましたが、獣医さんも「かわいいお顔をしてますね」とおっしゃっていました。
あ、やっぱりですよね、と心の中で思ったのですが、もしかしてちょっと顔にも出てたかも…
それは多分「でしょ?ウチのコとびきりですもん」みたいなドヤ顔だったかも
それからウメ吉の診察をしていただき、肩を落とし気味に家路につきました。
ほとんどキジトラで、多分、手袋と靴下を着けたように部分的に白かったとびきりカワイイおチビさん、
しばらくウチで飼い猫の暮らしを見学して、次に生まれる時は完全室内飼いのおウチのコになろうね。
最後に、N動物病院の院長先生、お心遣いをありがとうございました。
ウメ吉は、まだがんばってくれると思います。
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