『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』読了。
井上尚弥選手と闘った10人の選手へのインタビュー集。
各選手は以下の通り(章タイトルではありません)。
第一章 佐野友樹/第二章 田口良一/第三章 アドリアン・エルナンデス/
第四章 オマール・ナルバエス/第五章 黒田雅之/
第六章 ワルリト・パレナス/第七章 ダビド・カルモナ/
第八章 河野公平/第九章 ジェイソン・モロニー/
第十章 ノニト・ドネア/第十一章 ナルバエス・ジュニア
どの章も面白く、それぞれが強いボクサーなんだなと再認識させられます。
選手の国籍も多種多様で、ボクシングへの取り組み方も違っていること、
対戦後の歩みの違いなどなどもわかり、たいへん興味深い内容でした。
私が、特に印象に残った1人がオマール・ナルバエス。
世界的にもレジェンドボクサーですが、
人間性も大変素晴らしいことを知りました。
五つめの黒田選手の章では、
以前お世話になった古橋岳也選手が登場していました。
古橋選手には以前メキシコのドラムミット
(通称ゴベルナドーラ)、を買ってきていただいたことがあり、
その折、川崎新田ジムにもお邪魔しました。
BOXEOのドラムミットは日本では販売がなく、
あるメーカーに「取り扱ってくれないか?」と連絡したこともあります。
それは無理でしたが、最近では国内外のメーカーで
ドラムミットを製造販売しているところも増えました。
のところへのボクシング修行から帰って来られたところでした。
古川久俊トレーナーは、メキシカンボクシングについて書いた
下記の書籍を出してもおられます。
ボラードの打ち方やゴベルナドーラの持ち方など、
日本のボクシング書籍にはない技術が書かれていて、
非常に参考になる内容です。
大分話がそれましたが、お勧めの一冊です。