交通事故により、首の骨を骨折しながら、
不屈の精神により、現役復活、チャンピオンに返り咲いた
実在のボクサー、ビニー・パジェンサを描いた映画です。
Wikipediaを調べると、ビニー・パジェンサが闘ったボクサーには
ロジャー・メイウェザ、ヘクター・カマチョ、
ロベルト・デュラン、ロイ・ジョーンズ・ジュニア など、
一流中の一流ボクサーが出るわ出るわ。
事故前も、事故後も、ビニー・パジェンサは
まぎれもなく一流のボクサーだったことがわかります。
「治っても、走ることもボクシングもできない」と医者に言われながら、
ハローという首の固定器具を付けたままで、
トレーニングを再開するパジェンサの姿にgは、
日本の格闘技界のある人を思い出さずにはいられませんでした。
そして、そのトレーニングを助けたトレーナーこそ、
あのマイク・タイソンの元チーフトレーナーにして、
のカス・ダマトの愛弟子、
ケビン・ルーニーなのです。
映画としては、割と淡々としたつくりで、
賛否両論あるようですが、私はこの淡々としたつくりのため
かえって心に来るものがありました。
格闘家におススメの映画です。