2021年12月18日(土) 15:00~17:00 Zoom会議
釜山日本語教師会12月度例会がZoomで開かれました。
今月も韓国以外の国(日本・中国・アメリカ・オーストラリア・タイ)から、そして、韓国内でも全国各地から、大学・初中等教育・フリーランスなど様々な機関・立場で日本語教育に携わっている方々が参加してくださいました。
今回の例会は、国際交流基金ソウル日本文化センター(以下、JFソウル)・釜山日本語教育室の先生方をお招きし、国際交流基金が実施している幅広い活動やレベルや場面に合わせた充実した教材を提供しているオンラインサイトやアプリケーションとそれらを活用した教室活動についてご紹介頂きました。
◆第1部「JFソウルの韓国での活動」
①釜山日本語教育室の現在の活動と今後(主に教室の外とつながる活動について)
②JFソウルの日本語教師/日本語学習者支援の活動の紹介」
藤田智彦先生、黒野敦子先生(国際交流基金ソウル日本文化センター)
第一部の前半は、釜山日本語教育室の藤田先生より、現在釜山日本語教育室で行われている、交流学習のマッチングシステム、エクスチェンジスタディ、ネイティブスピーカーとのオンライン交流等、中等教育日本語教師への幅広い支援活動をご紹介頂きました。コロナ禍の中でも、様々な形で「つながり」を構築することで、相互に効果を生み出すことができます!また、実際にオンライン交流会に参加する日本人留学生の募集を行っている釜山外国語大学国際交流担当のソンさんから、対面交流が制限されている中で日本人学生は交流の機会を求めており、交流会に参加した日本人留学生からも大変好評を得ている現状をご紹介いただきました。

後半では、JFソウル日本文化センターの黒野先生より、日本語教師・学習者の支援がどのように行われているか具体的にご紹介頂きました。学校・センター訪問、中等日本語教師集中研修、テーマ別セミナー・ワークショップ、JF日本語講座、備品や図書の貸し出し、様々な講座やイベントとそれに合わせて使えるワークシート等々、教師にとって大変有意義な情報が満載でした!

◆第2部「JF開発のオンラインコンテンツ紹介」
①JF日本語学習オンラインサイト&アプリの紹介
②オンラインコンテンツを活用した教室活動紹介&授業体験
黒野敦子先生、信岡麻理先生(国際交流基金ソウル日本文化センター)
第二部の前半は、JFソウル日本文化センターの黒野先生より国際交流基金が開発・提供されている日本語学習サイトやアプリをご紹介いただきました。皆さんは、どれぐらいのサイト・アプリがあるかご存知でしょうか。サイトとアプリを合わせると20もあるのだそうです!当日は時間の関係で全てをご紹介いただくことはできませんでしたが、そのような中でも、日本語学習のためのサイトやツールを紹介している「NIHONGO eな」(http://nihongo-e-na.com)、無料教材である「いろどり生活の日本語」(https://www.irodori.jpf.go.jp/)とそのオンラインコース(https://www.irodori-online.jpf.go.jp)、生の日本、日本語に触れることができる「ひろがる もっといろんな日本と日本語」(https://hirogaru-nihongo.jp/)、アニメやマンガを利用してキャラクター毎の表現やオノマトペなども音声付きで楽しく学べる「アニメ・マンガの日本語」(http://anime-manga.jp/)、テキスト「まるごと」の補助教材である「まるごと+」(https://hirogaru-nihongo.jp/)、「JFにほんごe-ラーニング みなと」(https://minato-jf.jp)など、7つものサイトをご紹介・ご説明いただくことができました。これだけのサイトがあることを知ることができただけではなく、実際にそのサイトのコンテンツや利用方法なども分かりやすくご紹介いただきました。参加者からも「活用方法を紹介してくださったり、アイディアの提案はとても有意義だった」「サイトを実際にここままで詳しく見たことがなかった」「今後の授業に活かしたい」といった声が多く聞かれました。

後半は、同センターの信岡先生より「アニメ・マンガの日本語」のサイトを実際に授業でどのように活用できるかを信岡先生がサイトをもとに準備されたPPT教材を見ながら、当日の参加者を学習者という設定で模擬授業を行ってくださいました。「こんにちは」「私は~です」「さようなら」といった簡単な挨拶表現だけでも、キャラクター(男女、不良、侍、おじいさん、お嬢様、大阪人等)によって様々な言い方があることを知り、さらに音声資料もあることから、そのキャラクターになりきって演じる会話活動は、参加者に笑顔が溢れ、恥ずかしがりながらも演じようとしている様子を見ると、普段の授業でも活動の幅を広げられ、より楽しい日本語の授業ができるのではないかと皆さん感じたようです。20ものサイトやアプリはどれも使ってみたいと思わせるもので、今後は一つ一つ、その使い方や実践例などを会員の皆さんとディスカッションしながら、共有していけたらいいかもしれませんね‼

◆特別企画 「地域別交流会」
特別企画では、ルームを自由に移動できる形式で交流会を行いました。普段、なかなか交流する機会のない先生、お久しぶりな先生、いつものメンバーと様々な話を交わし、交流の輪が広がりました。

お知らせ
<釜山日本語教師会のお知らせ>
■「第6回BUJAスタディー」
2022年1月5日(水)19:00~20:30頃
引き続き小柳かおる著「第二言語習得について日本語教師が知っておくべきこと」について意見交換をする予定です。
募集開始は12月末頃の予定です。
<日本語教育関連のイベントのお知らせ>
■「オンラインイベント:成長し続ける日本語教師をめざそう!」
講師: 横溝紳一郎 先生(西南学院大学外国語学部教授)
日時: 2022年1月22日(土) 14:00 - 15:30
場所: オンライン 参加申請 ➡ www.9640.jp/events/6821/
~2022年度釜山日本語教師会~
来年度も前期は3月~6月、後期は9月~12月の毎月第3土曜日15時からの開催を予定しております。
各月の2週間ほど前にメーリングリストやブログ、フェイスブックなどで告知いたします。
それでは、本年も釜山日本語教師会にご関心をお寄せいただきありがとうございました。
皆様にとりまして、2022年度は更に良い1年になりますようお祈りしながら、「メリークリスマス&よいお年を^^」
釜山日本語教師会ブログ
https://ameblo.jp/buja/
釜山日本語教師会Facebookページ
https://www.facebook.com/busan.japanese.teachers
12月担当 諏訪(釜山外国語大学)・小山(釜山外国語大学大学院)