第13回 音楽大学フェスティバルオーケストラ | シリュウのブログ

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音楽あれこれ

3月30日(土)恒例の標記オーケストラによるコンサートに行ってきました。

天気は良く、気温も上がり、3月なのに夏日になる勢いでした。ただ、会場の東京芸術劇場前の公園の桜は、昨日までの不安定な天気のためか、咲き始めたばかりの感じでした。

(左の葉のない木の所々の白い部分が花?なんとも分かりにくい(?_?)

なお、更新工事が入るため、プログラムに記載されている来年のコンサートの予定には、当劇場は入っていませんでした(◞‸◟)

 

2024年3月30日の大ホール

(親友A君撮影)↓

演奏曲目は、

☆マーラー:交響曲第10番「アダージョ」

☆ラヴェル:バレー音楽「ダフニスとクロエ」全曲

指揮は、シルヴァン・カンブルランさんでした。

マーラーさんの交響曲第10番は、5楽章の形式だったようですが、第1楽章の「アダージョ」のみが完成された状態であり、あとの4楽章は草稿の状態だったそうです。

今回の演奏会で演奏されたのは、1楽章「アダージョ」のみでした。私も初めて聴く曲で、興味はあったのですが。自分には、なんとも難しすぎました(;^_^A

ラヴェルさんの「ダフニスとクロエ」は聴いたことはあるのですが、全曲を聴いてみると、よく知っているのは、第2組曲といわれている部分だけだと、改めて知らされました。

フルートの独奏部分、終わりのティンパニーの腕を高く振り上げて叩く様子、最後も決まって、気持ちよかったです(^^♪

以上の内容からすると、今回の曲紹介は、難解なマーラーさんではなくて、ラヴェルさんの「ダフニスとクロエ」からということになるのですが、実はこの曲は以前のブログ「上智大学OB管弦楽団の演奏会があったのですが・・・」で取り上げていますので、考えた挙句、ダフニスとクロエ第2組曲に夜明けの部分があるので、夜明け→朝と引っかけて2曲ほど、まずはグリーグさんのペールギュントから「朝」の部分を、困った時のYouTubeさん提供で、マルク・エルムレルさん指揮のロイヤルフィルハーモニー管弦楽団のものを、お借り致します(当初、ビーチャム卿ーロイヤルフィルを借りるつもりでしたが「朝」のみでは、ありませんでした)m(__)m

 

2曲目は、ロッシーニさんの「ウイリアムテル序曲」です。この曲も「夜明け」から始まるのですが、私が「朝」だと思っていたのは、実は「嵐」の後の「静寂」の部分だったのです。何故かというと、確か以前テレビで見ていた漫画だったと思うのですが、この部分のメロディーに合わせて、うがいする場面が印象に残っていて、これは朝に会っているなと思ったからです。この後に続くのが、かの有名な「スイス軍の行進」で、ドラマ「リバーサルオーケストラ」、「さよならマエストロ」でも取り上げられていましたね。

それでは、トスカニーニさん指揮、NBC交響楽団のものを、お借り致しますm(__)m