不具合スレでこのような指摘をうけました。
「講談社の指定する奥付の範囲を考慮した場合、掛川訳(コラボ本)には原題が記載されていないことになる」
なるほど。ではまず奥付の定義からさらってみます。
奥付(おくづけ)とは、書誌事項(詳細下記)が記述されている部分。一般に、本の本文が終わった後や巻末に設けられる。(Wikipediaより引用)
となっています。形式はこれといってきっちり定まってはいないようですね。今回指摘を受けたのは講談社の奥付についてなので、講談社より奥付の定義を引っ張ってきました。
「奥付」とは、書物の末尾に、書名・著者・発行者・印刷者・出版年月日などを記した部分を指します。(講談社HPより引用)
サンプル画像も参照したところ、奥付は基本1ページでまとまっている部分を指します。
では、定義を再確認した上でそれぞれの奥付を見てみましょう。
まずは講談社掛川訳の奥付です。
ちょっと見づらいので画像クリック推奨です。
左の写真は見開き1ページを撮影したもの、右が講談社が定義する「奥付」ページを撮影したものです。
赤枠で囲っている所には原題である
「Anne of Green Gables by Lucy Maud Montgomery」
と書かれています。なお、大文字と小文字の区別も正しく引用しています。その下段には
「本書は、完訳クラシック 赤毛のアン 1 『赤毛のアン』として、1999年5月、小社より刊行されました。」
と書かれています。
講談社の定義している奥付ページには記載されておらず、強いて言うなら本の来歴を記した奥書とするのが正しいでしょうか。
結果:奥付のタイトル、にはあたらないため掛川訳における「奥付のタイトル」に原題は記載されていない、とする。
では、私が現在検証中の他の訳本も見てみましょう。
新潮文庫村岡花子訳です
これまたわかり辛いので画像クリック推奨です。
赤線の部分に「Title:ANNE OF GREEN GABLES」と書かれています。
結果:奥付ページ内に「ANNE」と記載されている。
=主人公の発言、また愛花の発言が示唆する表記と一致する。
最後に現段階ではこれではないか?と言われている青い鳥文庫村岡花子訳の奥付です。
ひとまずこの扱いでいこうとおもいます。また指摘があればコメントなどで教えていただけると幸いです。