シトリンの「アゲハすごいぜ!」 | おひとり様のお気楽生活

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今更ですが


「閲覧注意」


あおむし系が苦手な人はさっさと逃げてください



今日は動くあおむしが沢山出てきます


でも、見たら

すげーじゃん!あおむし!!と感じるのではないかと思いますのでそのへんは皆さんにお任せします


9月初旬に、山椒の小さい木にナミアゲハの幼虫を見つけてから、ゆず、かぼす、パール柑、みかんに次々に幼虫を見つけて保護

ゆずで奇跡的にみつけたサナギと、あおむしで連れて帰った手越君が無事に羽化


羽化の直前はもう中の色が透けて見える

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というわけで

アゲハ幼虫飼育の記録


10月27日、夜帰ったら最後のあおむしがサナギになる準備を始めました
準備というのは、水溶性の下痢をして身体の水分を抜いてしまうこと
これがあったらいよいよサナギになります
葉っぱしか食べていないので緑の水が飼育箱の中に落ちております


そしてものすごい徘徊をはじめます
最後のコは用意した枝に来てくれたのでよかった~~^^


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このコは確かパール柑にいた鳥のフンのようにホントにホントに小さい時に連れて帰ったので
柔らかい葉っぱを用意したり、小さくてケースの中でなかなか見つけられず生存確認に苦労しましたが、4回の脱皮も全部見たし、なかなか感慨深いものがありますなw


これはもう2回脱皮した頃か?

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次にこうなって

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幼虫の最後の脱皮
脱皮した皮は自分で食べます

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もりもり食べて最後はむっちむちのきれいな緑のあおむしになります
とにかくよく食べるよく出す(笑)


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端っこからきれいに食べる
こういうのを見ていると思わず撫で撫でしたくなる(実際やる)←びっくりさせたり怒らせたりしないようにようにそっとそっと

(動画は別の子)

スマホで見る場合は画面を全画面にしたほうが見やすいです






葉っぱは基本的に固い葉脈を残して一枚一枚きれいに食べあげて、最後に残った葉脈を枝からかじり落とす

ちなみに食べる葉っぱと寝る葉っぱは別(大きなパール柑の場合はたまにそのまま食べた葉っぱにいることもある)

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最後の2頭
左はレモンの木から保護したクロアゲハ
右はナガサキアゲハ

あきらかに背中の模様が違うのがよくわかる

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最後の2頭のうち、クロアゲハが一日先に虫ケースの外側で先にサナギになるための糸かけをはじめました
この糸かけを見ているのが一番楽しい


まずお尻側に糸を吐きつけてお尻をくっつけた後、背中にかけるための糸を作ります
右左2ヶ所を何度ものけぞりながら糸を伸ばし往復

最初は肉眼ではなかなか見えなかった糸が往復するたびに見えるようになるんだよね~


2倍速にしてます




前足?で糸を抱えているのがチョー可愛いんですけど(笑)





そして
これはナガサキアゲハ


糸かけそのものは数匹見ることができたけど、作った糸の輪の中に頭をくぐらせて糸を背中に背負う瞬間がなかなか確認できなかったんですが、最後にばっちり撮影成功

25秒あたりからヨイショと糸くぐり





糸くぐりの後また一日そのまま「く」の字型で過ごした後、背中が乾いたような色に変わり
いよいよサナギに・・・

糸大丈夫かいな?と思うくらい左右にフリフリして、幼虫の皮を脱ぎ落します(これは9月後半にサナギになった洋ちゃんw)







そして立派なサナギに変身

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ちなみにサナギは動きます
特に触らなくても振動、音に反応





手越くんが蝶になったのが9月29日
それ以降羽化なし
どうやら9月終わりの日照時間が越冬に入る境界線のようです


来年の春まで伊野尾くん筆頭に12匹のサナギが越冬に入りました

ナミアゲハ 3匹
ナガサキアゲハ 8匹
クロアゲハ 1匹

とりあえず日の入らない使用しない部屋に移動
無事羽化してくれますように・・・・



色々と覚書

サナギはなかなか見つからないが幼虫は柑橘類には沢山いる、ゆずの木にサナギを見つけたのはラッキーだった(擬態が見事なのでほんとにあってもわかりにくい)


柑橘系にいた幼虫は他の柑橘に変えても問題なし(かぼすで見つけた子もゆずやパール柑に変えても全く問題なく食べる)


脱皮前は全く動かないし食べない


山椒にいた子は食草を変えていないので柑橘に行くかは不明(試してみたかった)


パール柑は葉が大きく食べごたえがあり、水分のもちが抜群にいいのでどの幼虫もよく食べていた
葉っぱは洗う(色々ついているのできれいにしてからあげる)

サナギになろうとする子は別ケースに隔離する(徘徊が激しいのと、サナギになった枝を幼虫がうろうろするため)

糸かけ以降は触らない

ツルツルの枝でサナギになった子は緑
凸凹の場合は灰色や茶色になる


羽化は2匹とも午前中だった



食草は水を含ませたティッシュでくるんでサランラップで巻いたり、保水キャップを使ったりしたが

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最終的に、オアシス(1ブロック300円で花屋さんで買えた)を適当な大きさにカットして水を含ませアルミホイルで包んで、そこに枝をぶすぶす挿すのが一番安定するし、水持ちもよくサナギになる場合も移動させやすい

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虫かご(プラケース)もいいけど、タッパーのほうが高さがあるので、枝が挿しやすい
一応蓋に錐で穴をあけたけど必要なのかはわからない

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というわけで、なかなかに楽しい2ヶ月でした^^
幼虫が葉っぱを齧る音は心地いいし、近寄ると齧っている葉っぱから柑橘類のいい香りがして
ナチュラルアロマ(笑)
ゆずが一番強かったかな~

香川照之さんじゃないけど

「昆虫すごいぜ!」を実感しました


では春までしばしアゲハ記事はおやすみなさい・・・。


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