TBS主催 武楽座『神曲 修羅六道』あらすじ 【第ニ圏】神功皇后の章 「仁」 | Samurai Art 武楽創始家元 源光士郎 オフィシャルブログ

Samurai Art 武楽創始家元 源光士郎 オフィシャルブログ

武楽座(ぶがくざ)代表 源 光士郎のブログです。平成28年 東久邇宮文化褒賞受賞。侍の表芸である武術と武士の嗜みの能や茶の湯の諸要素、琵琶や鼓、能管、尺八、和太鼓など和楽器の演奏を組み合わせた侍の舞「武楽」を世界各地で公演し、日本のこころをお伝えしております。




TBS主催
武楽座『神曲 修羅六道』あらすじ
【第ニ圏】神功皇后の章 「仁」
素戔嗚尊に授けられた神船に乗って死後の世界を通り抜けることとなった ダンテ(南圭介)は彼岸へ向かう途中、神功皇后(田島芽瑠)に遭遇。神功皇后と御付きの天女が祝福の天女舞を舞っているところに、彼岸の入り口である月の門番の 月蜘蛛(石山裕雅) が蜘蛛の巣を投げながら、生きたまま三途の川を渡るダンテに襲いかかる。ダンテをかばい、月蜘蛛に矢を放つ神功皇后。とどめを刺そうと詰め寄ると、ダンテが「命ばかりはお助けを」と、月蜘蛛の助命を求める。
すると、神功皇后は、「仁の考試にかないたり」とダンテを認め彼岸へと導いた。修羅の門の閂であり、鍵であり、道標でもある #七支刀 をダンテに授ける。すると、七支刀の二つの刃が輝いた。志と仁の刃である。神功皇后「修羅とまみえ、七つの徳を磨くべし」
神功皇后に授けられた七支刀に刻まれた銘文を読むダンテ。

七支刀銘文
「我と行く者 勇者の道へ
 我と行く者 修羅にまみえ 
 我と行く者 美に至る。
義は我が造り主を動かして
 剣の威徳と至高の智慧と、
 始祖の仁愛とが我を造れり
我は吉日に造られた。
 百錬の鉄で造られ、以って百兵を祓う。
 神代以来、未だ我のような剣を見ず
 永く後の世に伝わらん。
我と行く者、克己の道へ
 我と行く者、美に至れ」
ダンテは修羅の門を通り抜け、修羅道へ。