2023年2月21日、武藤敬司の引退興行が東京ドームで行われました。
引退試合の相手を務めたのは、新日本プロレス所属の内藤哲也。
国内最大のプロレス団体のトップレスラーの1人です。
満身創痍でリングに立っているのもやっとに見える武藤を相手に、内藤がどういった試合を作るのか…?
私の興味はその一点に注がれておりました。
武藤が「引退できなかった選手たちの分も背負ってやる!」と宣言していた通り、引退はしていないものの試合のできる状態ではない蝶野正洋、40歳という若さで亡くなってしまい引退できなかった橋本真也、リング禍で引退できなかった三沢光晴…彼らの技を使った場面には、長くプロレスを見てきた私のようなファンには涙なくしては見ていられなかったのではないでしょうか?
最後はデスティーノ(相手の腕で逆上がりをしつつ、リバースDDTの形で叩きつける内藤の必殺技)で内藤が武藤を介錯しました。
しばらくして立ち上がった武藤が内藤に退場を促して、マイクを持ちます。
「挨拶&引退セレモニーが始まるのかな?」と、思いつつ見ていると…
やり残したことがある!
蝶野!俺と戦え!
なんと、解説席に座っていた蝶野を呼び込んだのです!![]()
腰を痛めて手術をして以来、杖をつかないと歩くことが出来ないという蝶野をリングに呼び込んでどうするの?![]()
色々な意味でドキドキしていると、蝶野も覚悟を決めたのか一瞬で表情がカッ!とプロレスラーのそれに代わったのです。
そして、リングに上がり武藤と対峙するとロックアップから、ビンタ、シャイニングケンカキック、STFという蝶野の必殺フルコースで武藤からギブアップを奪って試合は終了。
あっという間の出来事でしたが、思わぬボーナストラックに画面の前の私と相方さんはニコニコしながら、涙がボロボロ流れるというなかなかに面白い状態になっておりました![]()
今回の東京ドーム興行は、色々と事情があって『行かない』ことに決めて、AbemaのPPV(有料放送)で見たのですが、これは無理してでも行っておくべきだったかなぁ…と、ちょっと後悔しましたね。
