いつ再燃するか解らないユーロ不安ではあるが、今のところ影を潜めているようだ。
それ以上に、アメリカの経済指標があまりにも悪く、主役の座が奪われているようである。
米国で景気が後退すれば、当然、そこに輸出してる数多くの企業の業績が下がるわけだが、
それにも増して、今問題になっているのは、円高である。
不況にあえぐ昨今、欧米では自国通貨安で何とかしのいでいるものの、
日本ではその不況を一手に引き受けるかのごとく、円高に苦しんでいる。
何故か?
鈍重な日銀の対応、代表選でそれどころではない民主党の無能さ加減が
露呈した結果だと小生は思っている。
そのうち、しょぼい金融緩和策あたりが出てきそうではあるが、
今更、その程度の対応をしたところで、後手後手に回っている日本の
対応は、投機筋の格好の餌食になることだろう。
では、我々はどうするべきなのか?
前回、申し上げた通り、当方は、長期投資をしばらく休むつもりであり、
現在も、長期投資のポジションはゼロです。
ファンダメンタルを無視した、需給でのみ価格が決まるのが現在の相場である。
だからこそ、チャンスだと言えば、その通りなのですが、
需給相場の価格変動は、予想をはるかに超えるかもしれませんし、
ちゃんとしたファンダメンタル相場に戻るまで、半年かもしれませんし5年かもしれません。
それを知るのは神のみです。
混乱が長引けば長引くほど、外部環境や企業体質が変わってきますので、
今、割安だと思っていた価格は、3年後には割高になっているかもしれないのです。
私は、現在の日本市場で長期投資を行う事は、例えバフェット流といえど、
ハイリスクローリターンだと考えております。日本のかじ取りがダメダメなわけですから。
そこで、私は、短期的なトレードで一時しのぎをしております。
そのほか、新興国に逃避するのも賢明な選択でしょう。
電力やインフラでしたら、いかにもバフェット流らしく、
手堅く利益が得られそうです。
ましてや、円高なのですから、仕掛けるのは絶好の機会かもしれません。
まぁこんな地合いでは、運用難であることは確かです。
いっその事、お休みするのも、大やけどしない賢明な選択だと信じております。
どんなに長くとも、明けない夜はないのだから・・・。