勝手は無駄・・・(^^♪ | 夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

人にはもともと自然からいただいた素晴らし能力が潜在しています。それは、すでに日常の生活に根付いている生活レベルの文化の中にあるのです。武道文化を活かし、さらなる可能性を・・眠っている潜在能力を開発する。「気」という世界観は、武道文化の中に眠っています。

この17・8年・・1年365日として・・その3分の1以上(少な目に見積もって)は、一日2時間

以上は稽古に、ついやしてきた事でしょう。

と・・単純に丸6年は、ほぼ毎日・・たぶん稽古時間はもっと増える・・残りの10数年は、何もして居ない事になるのか??と言うと、決してそうなりません。

 

20年弱の毎日が、繋がっているのですし・・思考も、ほぼ迷いなく繋がってきています。

何故?迷いがないかといえば・・毎日の様に稽古をして来たからだと、思うのです。

 

「今、ある自分を最大限に活かす。」

 

「型・型・・」と言って来て居ますが・・やはり、その思考は大切なのですが、根本は「突き・蹴り」であり・「切り」であるわけです。

根本が、わかっていれば型は、技を習う事に大事であり、体の使い方のヒントをくれる訳です。

当てたければ、今動かない処を動くようにしなさい・・と、教えてくれているだけなのです。

 

動くという事は、単に「柔軟性を良くする」という事だけではないはずですね。

使えていない筋肉を、使える様にする事も、稼働域を増やしてくれる重要な所です。

 

その型から学んだ突き・切りが、とても重要なわけです。

 

体の動かない人は、力に頼ります。

力に頼るから・・動かなかった所は、余計に動かなくなります。

 

もっと言えば・・今まで動いて居た処も動かなくしてしまう可能性があると思います。

 

稼働域が増える事で力が出せれば、それに勝る事はありません。

古流などでは、特にそう言う所を重要に稽古を積んで居るはずですが・・そういう思考がない古武道・武術であるなら・・非常にナンセンスですね。

 

自分が動かないから・・人も動かない・・という、考えは超ナンセンスですし・・努力していないというだけの事で、・・・

それを簡単にしてしまったら・・道から外れ一生、本当の処に帰って来れるはずがありませんww

 

武道ではなく舞踏?と言ってよいでしょう。

 

「技は心で、型は美しく」

 

この言葉は、私は大好きであり、大切にしている言葉ですが・

「心で」・・と言う言葉を・・「美しく」と・・受けているわけですが・・

最も・・心は無垢で豊かで、綺麗である事は、とても重要なのですが・・

その心だけで・・武術が成り立つ事は決してありません。

 

自分を活かす・・と言う事の意味も大切です。

活きるためには、活かすためには・・相手を上回る事が必至なのです。

その術の一つが技なだけで・・他に・・心があり・・体がある。

 

甘い事で、活路など開き様なありません。

突きが当たれば・・蹴りが当たれば・・当たらない様に、いかに相手の攻撃を自分の攻撃に変えていけるか・・

そういう、間合いとリズムの取り合いが、武道(空手)の醍醐味であり面白味であり、楽しみであるはずです。

 

これは、たぶん剣道も空手も同じですね・・

私が幸運だった事は、厳しい空手に接した事が、武道の始まりだった事で、それは・・かなり私の武道感や稽古に対する取り組みや・・・色々な所で、本当の処に近い処を、求めて居るという事においても、重要な部分であると思います。

 

と・・そういう本当の処・・たとえば・・交差法の大切さなどを知っていれば・・逃げて受ける事は・・絶対にあり得ないのですから(^^♪それから・その逃げないという事の為に、どう体を使うか、と言う事が、本質であるという事も知っているのですから・・

 

間違っていなければ・・当てられても、当てられても・・正しい方法の中にしか答えがないという事が分かるのです。

だから・・無駄に違う方法を考える必要もなく・・当てられない様にするためには?どうする?・そう言う姑息な考えでは・・本物にはなり得ないという事も、空手から学ばせていただ居ているわけで・・

そこに一本組手の重要性・大切さがあるという事だと思います。

 

そうやって稽古を積んで行く内に当てられるか当てられないか・・その隙間の大切さが、わかる様になります・・わからなければ、やっている振り・分かった様な振り・・という評価になるだけの話です(^^♪

 

足捌きで・・サンチン・ナイファンチの歩法を使って体の使い方を学ぶ事をしています・・。

現代剣道の様な・・・ステップは空手でも使われて居ます。

すべては勢いを付ける為ですが・・そこをコントロールできるのは非常に難しいと、私はおもいます。しかし、そこを上手くコントロール出来る様にするのが、稽古なんですね・・。

 

勢いを使わずに、強い力をだす・・と言う事に・・無駄がないという答えがあり・・。

見た目のスピードを上回る、時間の短縮というスピード感が生まれてくると・・本物だとおもうのですが・・(^^♪