写真 | 夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

人にはもともと自然からいただいた素晴らし能力が潜在しています。それは、すでに日常の生活に根付いている生活レベルの文化の中にあるのです。武道文化を活かし、さらなる可能性を・・眠っている潜在能力を開発する。「気」という世界観は、武道文化の中に眠っています。

昨日一昨日の工作です。一竿子の方は、分かりにくいかもしれません・・が、拵え(こしらえ=刀の縁


や縁頭)が・・今の風情に、ぴったりなので、又掲載します。縁とは柄(つか)の鍔との接点(実は、切羽

というかませ物が間に入ります)縁頭は柄の持ち手の端の金具で・・柄巻(正絹や皮)を止める為に必要。


柄巻の仕方によっては、縁頭は必要ない場合もありますが・・・時代劇では、縁頭で鳩尾を付き・・女性など


が気を失う?そのようなシーンもよく見受けます。刀は、刃紋、地鉄の肌模様・・さらには、刀自体の風格


体配とも、いいますが・・たとえば、豪壮な造り込みの体配とか・・細身で腰のある(踏ん張りのある)体配とか


切っ先がよく伸びているとか・・・フクラが付いているとか・・色々な表現が・・あります。とにかく、砂鉄


鉄鉱石の醸し出す・・刀匠によるその変化の、すごさは・・美術品の域を超え・・芸術品であり・・また、


実用品であったわけです。この美しい、日本刀は、私達の先祖が受け継いできた、大切な日本人の文化


である事は、間違いのない事であるのです。拵え・・鞘を飾ったり(鮫の研ぎ出し)塗りを工夫したり(石目


ヒル巻・・印籠、突兵)縁や縁頭に・・浮彫、透かし彫り、象嵌などを入れ・・刀という殺傷の道具に、趣


を持たせることで、日常の生活に溶け込ませていった、日本人の風物に対する、趣の心や殺伐とした


物に・・趣を持たせることで、その物自体の価値を上げていく・・日本人独特の見栄の表現とか・・。


人と違うものにこだわる、個性などを・・あらわす為の、武士の魂としての、個性の表現方法(おしゃれ)


で、あった事は・・間違いのない事なのです。私の、一竿子には・・さくらの花の散り際の縁と縁頭が


ついています。それから、鍔には・・風があしらってあるのです、風の透かし彫りがあり、押しで風の字が


あしらわれています。縁と縁頭・・あとは、鐺(こじり=鞘の端に付いている金物)鐺にも・・水に漂う


桜の花が・・これは・・縁や縁頭とは違い・・金筋象嵌で・・。まさしく・・桜吹雪拵えなのです・・趣ありです。
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何枚かの写真で確認できるとは、思いますが・・私の刀は、鵜の首造りという造り込みで・・切っ先が


大きく鵜の首のように見えます。通常鎬(しのぎ)が入っている部分が・・下から3分の1辺りのところ


から・・削り落とされ・・刀身がミネに向かっって細くなっているようにえます。


ハバキの所から、細く削られていくところまでは、細いところの倍ほどの厚みが、あるのが観ていただ


くと、わかる・・特に珍しい造り込みの刀で、ある事は間違いない事です。


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昨日の、竹刀です。
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2か月前に折れた竹刀です、道場生で、柳生会の先輩のSTさん(道具係)がストックしていた、細身の


竹・・厚手ですを、譲っていただき・・STさんに加工(非常にきれいに割られるのでww)していただき、


愛用してきたのですが・・・上の写真では左側の2本が太目・・左から2本目が・・4年越しの剛刀ですが


一番左端の肉厚のすごさは、観ていただけるとわかると思いますが・・これが、今回の3本のうちで一何

の太さの物でした。上の写真の右から2番目が・・焼きが入っているのがよくわかりますが、STさん加工の


しないです。下で確認していただけますが、切っ先から15センチくらい下(物打ち)が・・折れかかって


居るのがわかると思います。たぶん・・徐々に削れて行ったのだと思いますが・・この竹刀ももう一本


も、粘りがあり、完全に折れているところまでには、言っていません。一番外側の皮(厚さ1.5ミリ)ほど


の所で(首の皮一枚?)持ちこたえているのです。。

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