稽古 | 夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

人にはもともと自然からいただいた素晴らし能力が潜在しています。それは、すでに日常の生活に根付いている生活レベルの文化の中にあるのです。武道文化を活かし、さらなる可能性を・・眠っている潜在能力を開発する。「気」という世界観は、武道文化の中に眠っています。

水曜日の稽古・・・キッズは2名・・・水曜日は少し少な目。ジュニア6名。一般女子1名。


この所、腰の具合が良くないのか・・YZ君が稽古を休んでいます。一般部は、仕事の合間を縫って・・と


忙しい中での・・継続・・ここでも、自分自身との戦いです、気持ちの持ちようで・・やはり、自分の意思が


はっきりしている事が、とても重要だと思います。無理をしすぎて、仕事に影響があれば、空手を習って


居る事がストレスになってしまう・・という事もある。


本当は、自分の意思でやろうと決めたのですから、空手をやって発散させる事が、理想なんでしょう。


そういう前向きな気持ちの中での、疲れ・・バイタリティーに変わらないでしょうか?自虐てきなんでしょう


か?頑張っている自分に酔える・・・まさに、ナルシストなのかもしれませんwww。


昨日は、ジュニア・キッズの1クラスだけの稽古・・・4時15分から5時半までです。


上海の友達、Hから電話が入っていました・・留守番電話に又掛けると・・6月に帰ってくる事は、聞いて


居たので・・帰って来たのか?と思いきや・・・・雨の中・・ガイシホールに向かう途中、電話が・・・。


車を止めて・・・。お帰り・・と、まだ上海・・。あらそう・・。いつ?月末だな・・・。そっちはどう?なんて・・


ありきたりの会話ですが・・・商社の仕事・・この時期、コスト等の問題は・・やっぱり、あるそうです。


私の、最近の心境は・・「欲」ばらない・・・。どうしても・・生徒が増える事を念頭にやっていれば・・


、また、生徒が辞めない事も念頭に置かなければならない、さらに、武道としての私の道場のスタイルを


崩す事は・・絶対にダメ。欲張り過ぎ・・・で・・目が回ります。


自分の新陰流の稽古は、一生懸命に・・そして、空手の上達も同じ様に出来なければなりません。


一般部の稽古生との稽古は、やはり、とても重要な自分の稽古にもなるのです、指導する事で、気付き


もあるわけですから。で・・・・氣の話やら・・をして・・彼も・・武道をやりたいと・・・共通の友達Kが


私の所で、一生懸命に稽古をしてくれている事、また、Hの息子も・・道着を持ちかえり・・上海から


帰ってくる度に、道場に顔を出すと言っている事・・。・・・・・俺もやりたい・・・。私は・・いつも彼に言うの


です・・。善は急げ!だぞ・・。仕事以外に趣味を持つ事は・・どのような事でも・・とても良い事だと、思い


ます・・Hは社長ですから、時間の融通はいくらでも付けれるはずですし、そういう時間・・を作る事が、


でき無ければ・・駄目だとも・・思います・・彼には、その能力が有る。


違う目を持つ・・違う価値観から物事を観る事が出来るようになれば・・色々な意味で、世界が広がる。


一つの事を、本当に真面目にこなし・・それだけで、目いっぱいという事もあるのかもしれませんし、


さらにその奥行きを・・知ろうと努力する事を諦めない人も沢山いるのだと思います。


宇城先生が・・全剣連の居合い7段を取られていますが、空手の修行の一環として剣を知ろうと、思われ


たそうです・・そして、試合にでると・・「空手か・・」と・・・言われるような事が・・有ったとかなかったとか


そのような事を、聞いて黙っているはずもなく・・宇城先生は、その後、全剣連の居合いの大会に60数


度・・優勝しておられると言う事ですが・・。その当時、宇城先生は加賀電子という上々企業の社長で・・


朝6時に出社して・・夜の12時に退社するという事を毎日、更に、居合いの稽古のある日は、5時頃


いったん退社して稽古をして・・10時頃会社に戻り・・仕事・・その日は、家に帰らない・・。


日曜日は、毎週空手の稽古を朝から晩までやっていたそうです・・・これは、教えていたのでしょう。


ですから・・武道が生活だった・・。そして・・若い頃、宇城先生は人工衛星を打ち上げるナサのプロジェク


トの会社の責任者をやっていた事もあったそうですが、週に数時間しか、寝る事が出来なかった時期


もあったそうです・・しかし、その仕事もやり遂げられておられます。


先生曰く・・「空手のお陰」強いて言えば「型」のお蔭だと・・おっしゃてみえました。


もう一つ・・座波先生という宇城先生の恩師がおられました。若いころ・・宇城先生は・・周りの人家族に


自分の父親と、座波先生が、同じ日に亡くなったら・・座波先生の葬儀に出向くから・・と、公言されてい


たそうです。私には・・できません。


そして、座波先生の葬儀の当日・・宇城先生は私達の前に立ち・・道塾を開催してくれておられました。


あの時・・先生のパワーが・・落ちていると、感じたのは私だけでしょうか・・。


私も・・NYに行く前の1年半程の間・・仕事を掛け持ちし・・週に3.4度は4時間くらいの睡眠で


なお且つ、日曜日も含め週に4度は、空手の稽古をしておりました。空手の指導を今の場所で・・道場


が出来る前に・・週に2度・・新陰流の稽古に2.3度・・そして、毎日・・土方の様な仕事を・・約1年・・。


じゃー今自分が・・稽古をちゃんとやっているのかと言えば・・・謎です。


人に胸を張ってやっている!と、言えるレベルであるとは、決して言えません。なぜなら・・今より、


もっと・・稽古をしていた時期が・・過去に有るからなのだ・・思います。


時間が、あって・・いつでも稽古が出来る環境であるよりも、仕事をしながら・・稽古に行くと言う事を


稽古をするという事を・・楽しみに思いながら・・あっという間に、一週間が過ぎて行く・・そんな充実感


のある頃の稽古・・やっぱり、良い想い出なのです。