仏様の教え(1)自力・他力 | 仏教早分かりブログ

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仏教について分かりやすさ、面白さを心がけて
現代風に説明するブログです。
若い方々(私もまだ学生です!)にも
興味を持って頂けると幸いです。

まだ仏様の生涯をまとめるシリーズ
仏様とは?」が続いておりますが、
長くなりそうなので、教えの中身も少しずつ
紹介し始めたいと思います(=⌒▽⌒=)


まずみなさん、「自力」「他力」という言葉を聞いたことがありますかはてなマーク
日本の仏教の宗派を理解するためにも大事なので
まずここから紹介しておきますね。(簡単に)


仏様は私達も悟りに至ることができる方法を広めようとなさいましたラブラブ
実は悟りに至る道は1つではなく、2つある、とおっしゃいましたビックリマーク

1つの方法が「自力」=聖道門
もうひとつが「他力」=浄土門

まあ二つの入り口(=門)があるってことですね。
このように仏様は2つの道を紹介されたので、
どっちがより正しいと言い争いになったり、
宗派が分かれたりするわけでありますねひらめき電球

合格自力
まず自力は言葉の通りです。
自力で悟りに至るんです(笑)
基本的には厳しい修行を行うことによって
悟りを目指します

仏様自身が行ったのは、こっちっぽいですよね。
日本では曹洞宗、臨済宗等がありますね。
西洋の方の仏教イメージってこれではないでしょうか?
(ちなみに一休さんは臨済宗のお坊さん)

合格他力
次は他力です。これを文字通り解釈すると少し誤解が生じますね。
他人の力に頼って悟っちゃうよ~~音譜
って思ってたら浄土宗や浄土真宗に
怒られちゃいますよ(笑)
簡単に説明すると、苦行をすることができない人も
他に道がある
ってことです。(病気や貧困等で修行できない人だっていますよね
仏様のお船を借りて、悟りへと進んでいきます。
仏様の教えを信じて(「帰依/きえ」するといいます)いきましょうってことです。
その気持ちを示すために「南無阿弥陀仏/なもあみだぶつ」と唱えます。


深い意味、阿弥陀仏とは何か、
そういった点についてはまた別の回で説明しますので
お楽しみに音譜