ザ・ストロークス
アメリカ・ニューヨーク出身のロックバンド。ジュリアン・カサブランカ(Vo) ニック・ヴァレンシ(G) アルバート・ハモンドJr(G) ニコライ?フレイチュア(B) ファブリツィオ・モレッティ(Dr)の5人組。2001年にメジャーデビューし、現在5枚のアルバムをリリースしている。ロックンロール・リバイバルの旗手として評され、アークスティック・モンキーズやフランツ・フェルデナンドなど後進のバンド達に大きく影響を与えた。
【タイトル】 IS THIS IT
【アーティスト】 THE STROKES
【レーベル】 RCA
【ジャンル】 ロック
【収録曲】 全11曲 (35:34)
【発売日】 2001.8
【仕様】 プラケース
【出身国】 アメリカ
【評価】 90 / 100
ザ・ストロークスのファーストアルバム。アメリカのビルボードでは、初回33位と低調なスタートでしたが、じわじわと売り上げを伸ばし発売から5年でミリオンを突破しました。ちなみに、イギリスでは初回2位 1年でミリオンとセールス好調でした。
21世紀の中で評価の高いロックアルバムの作品の1つです。 しかし、このような名盤を当時のオイラは完全スルーでした。UKロック愛が偏重すぎるオイラ、USロックなんて聴く気がミジンコもなく、もう完全敵視ぐらい避けてきました。友人からUSものを勧められても「それが何か」(`ε´)と相手にもしてませんでした。
しかし、そのようなくだらないこだわりはクソの役にもたたず大間違いであることに気づかされました。ホントすいませんでした。このストロークスのデビューアルバムを聴いてからはオイラの考えも一転、『音楽(ロック)とは、感情じゃなく、感覚で聴け』というオイラだけの名言が誕生しました。
そもそも、このストロークスのアルバムを聴こうとしたのは偶然。エロい・・・いや芸術的なジャケットのインパクト(描写に厳しいアメリカでは別のジャケットだったようです)とUKものというオイラの勘違いからでした。実際、このストロークスのファーストアルバムは、最初アメリカよりもUKの方が人気があり売れてましたからね。
なので、最初は偏見なくUKものとして聴いていたので、「凄くいいじゃない」とすぐにお気に入りのアーティストの一つになりました。後々に、ストロークスのことをを調べてみたら、唖然Σ(゚д゚;) USだったのねと愕然としたのは今ではいい思い出です。
余談が長くなりましたが、このアルバムに関しては1曲目のタイトルトラックでもある『IS THIS IT』からラストの『TAKE IT OR LEAVE IT』まで捨て曲なしの名曲揃いです。もう、パーフェクト!※ちょっと大げさすぎたかな(汗)
オアシスのような激しさや厚みのあるサウンドではなく、チープ?・・・いやシンプルながら計算されたメロディにジュリアンの気だるそうな歌声が見事に融合したまさに21世紀を代表とする作品でありアーティストだと思います。もう完全にUSロックへの偏見が一気に払拭されました。
このアルバム以降、ストロークスを筆頭にグリーン・デイやフー・ファイターズ、ウィーザーなんかも聴くようになりUSロックにもはまっていくのでした。ありがとう、ストロークス。君たちのお蔭でUSの名曲たちを知らずに人生を終えることがなくなったことに感謝です。そして、やっぱり食わず嫌いはだめですよね。
【収録曲】
1.IS THIS IT
2.THE MODERN AGE
3.SOMA
4.BARELY LEGAL
5.SOMEDAY
6.ALONE,TOGETHER
7.LAST NITE
8.HARD TO EXPLAIN
9.NEW YORK CITY COPS
10.TRYING YOUR LUCK
11.TAKE IT OR LEAVE IT
すべてをオススメしたいぐらいの名曲揃いで選ぶのが難しいですが、シングルカットにもなっている『SOMEDAY』『LAST NITE』『HARD TO EXPLAIN』は特にオススメです。みなさんも、音楽は感情よりも感覚ですよ。






