4-1きれいに話そうとするな
みよう。まずベタ夫はどう言う?
ベタ夫 え~と、ボクが習ったのはですね、「Could you
tell me where is the station?」。いや違う、
「where」のあとは「the atation is?」になるんだった
かな?
塾 長 バカッ!そんなしゃらくせ~こと言ってたんじゃ
電車に乗り遅れちゃうだろッ!
ベタ子 じゃあ今度は私に言わせて。「Where is the
station?」。これでどーですか?
塾 長 うーん。それもいいが、オレに言わせりゃ、
それも高級な英語だな
ベタ子 え~、これでも~?じゃあ、塾長だったら
どう言うんですか?
塾 長 「Station where? 」。これでいいのだ。何となりゃ
「Station ? 」だけでもよい
ベタ夫 え~、「Station where ~~~・?」。そんな言い方
したら、うちの英会話学校の先生、怒り出します
よ。ていうか、倒れるかも(笑)
塾 長 だから、それがおかしいって言うの。何ひとつ
間違いはないのッ!
通じりゃそれでいいの。現にオレはどこの英語
圏に行っても、この「Station where?」をやってる
が、1回も通じなかったことはな~い!
ベタ子 うひゃ~、鼻息荒ッ!
塾 長 だってさ、日本語で「駅はどこですか?」と言う
のを「どこですか?駅?」って言っても通じる
だろ。文法通りに言えば、そりゃ間違ってるかも
しれないが、要は通じりゃいいのだ
ベタ夫 なるほど
塾 長 「このバスはどこに行きますか?」を「このバス
行く、どこに?」って言っても通じる。外国人が
道でカタコトの日本語で「このバス、行く、どこ
に?」って聞いてきたって、意味はちゃんと
わかるだろ?
ベタ子 わかります
塾 長 ていうかさ、だいたい、外国人が「恐れ入りますが
駅はどちらでしょうか?」なんて流暢な日本語で
聞いてきたら、なんかヘンじゃないか?
気持ち悪いだろ、そんなの
ベタ子 ヘンっていうか、そういう外国人ってあんまり
いないかも
塾 長 だろ?でもオレたち日本人は「誠に恐れいります
が、駅はどちらですか?」を英語でやろうとして
るんだよ、まさに
ベタ夫 そうか~!ボク、もうスゴイ意識改革が起こり
ましたよ~
4.英語なんかヘタなほどいい!
4 サイフを忘れてテーマパークに入った話
した。そのテーマパークはタダだと思っていたので、防犯のために、サイフは持たずに小額の現金のみを
持って出かけました。ところが、途中でおみやげなどを買い込んでいたら、うっかり現金がゼロになって
しまいました。テーマパークに着くと、なんと有料。困ってしまいましたが、友人の手前、何とか入り
たいと思い、切符売り場に行ってマネージャーに「途中で買い物しずぎて現金が足りない。お金は後で払
うから入れてくれ。オレは日本人だ」と言ったところ、マネージャー氏は呆れて「自分は15年もここで
働いているが、おカネがないけど中に入れろと言ったのはお前だけだ」と言いつつも入れてくれました。
それだけではないのです。そのテーマパークを見終わって出て行こうとしたら、そのマネージャー氏が
出口で待っていてくれて、「お前、おカネないと言ったが、腹減っていないか?」と言ってランチまでご
ちそうしてくれたのです。もちろん入場料にお礼の品を添えて後から送りましたが、楽しい思い出として
心に残っています。
海外に行くと、私はつくづく「日本人に生まれてよかった」と思います。私たちの先輩が、世界の人々
に日本人を信用してくれる土台を作ってくれたのですから。決して私のこの図々しい(?)行動をおすす
めするわけではありませんが、皆さんも海外では日本人であることに誇りをもって行動してほしいと思う
のです。
単語は日本語の通りに並べろ 例文
来週あなたは忙しいですか?
【上等すぎる!】 Are you busy next week?
【これで十分!】 Next week, you busy?
来週、私は出張です。今月の15日頃はどうでしょうか?
【上等すぎる!】 I am out of office next week for a business
trip. So how about meeting you around the 15th of this month?
【これで十分!】 Next week, I go business trip. 15th day, this
month, I can see you?
15日で結構です。では、1時頃に私の会社に来ていただけますか?
その時に、この商品についての資料を持ってきてください。
【上等すぎる!】 15th would be good for me. Could you
come to my office at one o'clock? Please bring a
catalogue of this merchandise with you on the day.
【これで十分!】 15th day OK. Please come my office one
o'clock. And show me this merchandise catalogue.
3-2 単語は日本語の通りに並べろ 解説
詰まるくらいなら、日本語の通りに単語を並べて話しましょうとうのが私の提案です。
そのほうが絶対にリラックスしてしゃべれるし、言葉もどんどん出てきます。
コラム(世界一簡単な英語の実話)でも紹介した私の友人の土ちゃんは、この「日本語文法英語」
で世界各国を渡り歩いていますし、ほかにもいろんな国で日本語的英語を堂々と話してビジネスをしてい
る日本人に、私はたくさんお会いしています。本当に頼もしい限りです。
しかし、なぜ日本人は文法にこだわるのでしょうか。私がマレーシアで専門学校を経営していることは
すでにお話した通りですが、入学を希望する日本人の多くが「文法は教えてもらえますか?」と聞いてき
ます。たとえば、3歳の子どもはなかりの言葉をしゃべります。でも、決して文法を習ったわけではあり
ません。文法は無視、その代わりに日本語で出てくる通りに単語を並べましょう。それで絶対に通じま
す。
3-1 間違っているなどと考えるな!
きてくれたかな?じゃあそろそろ実戦編いって
みようか。まずベタ夫、「そっちのコショウを取っ
てください」はどう言う?
ベタ夫 ボクが習ったのはですね、え~と、「Could you please
pass me the pepper?」とかいうのですけど・・・
塾 長 バカッ!そんな長ったらしく言う必要はないのだ。
こういうときは「Pass me the pepper.」でよい。
または「Pepper please.」だけでもいい
ベタ子 それなら、私でも楽勝です~
塾 長 だろ?
じゃあ今度は飛行機の中で客室乗務員に
「毛布を持ってきてください」って言うときは
どうする?
ベタ夫 あ、いれはボク得意ですよ。こういうときは
「May I have a blanket?」って言っちゃダメ
なんですって。そうじゃなくて、「Would
you bring me blanket?」と言わなければ
いけないんです。なぜなら「May I have~」は
欲しいものがそこにあるとき、近くに見えて
いるときに「あれお願いします」みたいな
感じで使うから。今そこにないものを持って
来てって言うときは「bring me」なんです
って(鼻ピクピク)
塾 長 かあ~~~ッ!なんだなんだ、それはーッ!
そういう「あれがいけない、これが間違い」
は洗脳教育以外の何物でもないだろーがッ!
そんな「may」だの「could」だの
ワケのわからんことを言ってるから、英語が
何だか難しいものだと錯覚させられちゃうんだッ!
ベタ夫 うひ~
塾 長 そんなもん「Blanket please.」でいいのッ!
ベタ子 難しいことを考えずに、出てきた単語をその
まま並べりゃいいってことですよね?
塾 長 そう、その通り!いいね~、だんだんわか
ってきたじゃないか
ベタ夫 でも、こういうとき、ボクの場合だと、たとえ
ば「blanket」って冠詞は「a」でいいのかな
とか、「a piece of」だったかなとかいろいろ
考えちゃうんですけど
塾 長 冠詞って何だ~!?そんなものはつける
必要な~し!「a」も「the」もいらんッ!
そんなものをつけなくても絶対通じるのだ
ベタ子 塾長、血圧上がっちゃいますよ。トシを考え
てくださいよ
塾 長 なにぃ~!オレ様がトシだと~ッ!(血圧いき
なり200)
英語がしゃべれない外交官とスチュワーデス
外交官、国際線の客室乗務員(旧スチュワーデス)と言えば、
誰もが英語がペラペラと信じて疑わないでしょう。しかし実は
彼らには英語がペラペラとしゃべれない人が多いと言ったら驚
かれるでしょうか。もちろん、英語が上手な人もたくさんいま
すが、しゃべれない人も少なくないのです。
たとえば、ある英語圏の国の日本大使館なのですが、そこの
外交官は自分の英語に自信がないらしく、国際会議があるとき
は英語の通訳を使っています。その通訳は私の友人達ですから
間違いありません。
客室乗務員(旧スチュワーデス)だってそうです。「お飲み
物はいかがですか?」といった仕事で必要なことはしゃべれても、
それ以外は話せないという人はいくらでもいます。機内でする
会話はだいたい決まっているので、それでも仕事は充分できる
のです。だから、英会話学校に通っている国際線の客室乗務員
(フライトアテンダントやキャビンアテンダント)も多いのです。
これもすべては「圏」の問題なのです。自分の「安全圏」にと
どまっている限りは上達は望めません。
自分から行動を起こし、殻を飛び出さなければ何も始まらないの
です。
この間もアメリカに行ったときに、向こうに長く住んでいる日
本人の友人とあったのですが、彼が「ベンツを買いたい」って言
うんですね。ちょうどベンツの販売店があったので「じゃあ、見
に行こうか」ってことになったんですが、彼は「パンフレット持
ってきて」という英語さえも言えない。私が通訳する始末です。
しかも長くいるものだから、かえって縮こまっていたりする。情
けない話ですが、こういう日本人も多いのです。
単純な言い方をしろ! 例文
【例 文】
ソウルには2回行ったよ。
【上等すぎる!】I've been to Seoul two times.
【これで十分!】I go Seoul two times.
(道で人に)お困りですか?
【上等すぎる!】Do you have any problem?
【これで十分!】You problem?
この席。空いてますか?
【上等すぎる!】Is this seat opened?
【これで十分!】This seat OK?
単純な言い方をしろ! 解説
「頭に浮かんだ単語をバンバン並べる」ことが基本の斎藤
流英語では、過去形だとか、ましてや過去分詞などというこ
とは一切無視していいのです。
「bring の過去形は何だったかな?」「teachの過去形は?」
「catchの過去分詞は?」などと頭の中で必死にうろ覚えの辞書
をめくっていたのでは、いつまでたっても言葉は出てきやしません。
考えなくても自然に口をついて出てくる人は別ですが、そうでなければ、
もう一切きにしないければいいのです。
冠詞もそうです。「a」だとか「the」だとか、そんなものは
一切無視して結構。複数形も無用です。ましてや前置詞なんか
まったく考えなくていいのです。この動詞には「at」だとか
「to」だちかいちいち考えていたら、言葉に詰まる一方です。
英会話は間違い探しじゃないんです。
「英語は結局、丸暗記だ」と言って、単語・熟語を何百も並べ
立てた英語の本も多くあります。もちろんある程度の単語は
必要です。しかし、それはもう皆さんが知っているだけで充分
なんです。
もちろん覚えるのも悪くはないのですが、それでまたどんどん
「英語は難しい」と洗脳されていってしまう。無理に覚えなくて
いいのです。
ネイティブのマネをするな 例文
【例 文】
この頃忙しいの?たまにはビールでも一緒に飲ま
ない?
【上等すぎる!】Are you busy these days? I'd like to have a
beer with you.
【これで十分!】You busy? Sometime drink beer together?
いいねえ、すしのうまい店、知ってるんだ。そこに
行こう。きっと君も気に入るよ。
【上等すぎる!】Good! I know a nice sushi restaurant. Let's
go there? You'll like it.
【これで十分!】Good I know nice sushi bar.
ところで、最近カラオケ行ってる?
【上等すぎる!】By the way, do you go to Karaoke these
days?
【これで十分!】You go Karaoke, simetime?