その後、オールドカメラ集めはとどまることを知りません(笑)
またいくつかコレクションが増えてしまいました
以前紹介したNikon FEにモータードライブが着きましたよん♪
MD-12という純正モードラです
なんとオクで2.5Kという激安でゲット!
かなり状態も良く、中古店だと普通なら安くても7K以上してますぜ
最高速で撮影すると36枚撮りフィルムを10秒足らずで撮りきってしまします(笑)
こいつらはオリンパスのOMシステムで、OM-10と50mm/f1.4、35mm/f2.8、100mm/f2.8のレンズです
全部まとめて13Kにてゲット!
OM-10は本来AE専用機なんですけど、よ~く見ると向かってレンズの右脇に怪しいダイヤルが・・・
マニュアルアダプターってヤツでして、こいつを装着するとマニュアル操作が可能となるというシロモノです
特筆すべきは右側にある100mmのレンズ!
とにかく小さいので重宝しそうです
これはNikon FG-20です
通称「ライトニコン」と呼ばれ、EMシリーズの最終モデル(84年発売)でニコンマニュアルフォーカス1眼レフの中でも最軽量を誇るモデルです
小型軽量のEMはAE専用機として発売されましたが、その後のFGはマニュアル機能+プログラムAEを追加したためわずかに肥大してしまい、人気はやや下がり気味。。。
起死回生のモデルとして技術を集約して発売になったのがこのFG-20ですな
プログラムAEこそ省略されてますがマニュアル撮影可能なのと、前述したOM-10よりも軽量なため使い勝手が非常にいいです
また、おいらが手に入れたブラックボディは非常にタマ数が少なく、カメラ店でも高値で取引されてますね
ちょうどミノルタαショックがフィルムカメラ世界に吹き荒れた後の発売で、時代はオートフォーカスに移行して行った時期でのモデルなためにFG-20自体も2年で消えていった、という悲しげな背景を背負ったカメラですな
非常に程度の良いものを某所(質屋)にて6Kで入手しました
(カメラ店だと20K以上してます)
奥にあるのが初号機で以前に紹介したヤツです
「なんで同じカメラを2台も?」と仰せになる方もおりましょうが、よ~く見てみると微妙に違うんですよね~
シャッターボタンのすぐ脇のボタンと向かって巻き上げレバーのすぐ前にあるボタンに注目してくだされ!
色が青なんですよ!通常はシルバー色の金属ボタンです
ボディの貼り皮も違うものを使っております
実はこのモデル、EMのアメリカで発売された輸出専用モデルなんですな~
コイツもすげ~レアなカメラでして、まずもって店頭で見かけることはありません
元々、EMってカメラはずぼらなアメリカ人向けに作られたAE専用機です
国内発売より先行して米国内で発売されたのが79年、遅れること1年経った1980年に日本国内での発売となりました
この青いボタンのEMはその1年間しか作られていない米国専用先行量産機と言ったところですな
おいらが先に手に入れたEMは後期型と呼ばれる電子部品の耐久性を強化したモデルですので、露出メーターにもなんの不安もなく使用することが出来ます
が!!この米国版はちょっと違いますね
とにかくスイッチON直後は露出メーターが暴れまくってます(笑)
落ち着いたところで撮影となるんですが、絞りをいじるとまたしても大暴れ・・・
国内版でも初期型はこのメーター暴れまくりの悪癖があって、あまりにもヒドイ!という苦情の末に後期型では電子部品を一部変更し改良された模様です
とりわけ先行量産機のこの青ボタン機は最初期の生産なので使いこなすのには慣れが必要ですね(笑)
ま、こういう個性的なヤツこそおもしろいんですけど♪
コイツもFG-20と同じ質屋に転がってました
(なんと2Kという激安価格でゲット!)
これで今のところオールド1眼レフはNikon F2・F3・FE・EM×2・FG-20、OLYMPUS OM-10とボディだけでも7台になってしましました
夏までには防湿庫が必要になりそうですぜ
ど~すんべ??(笑)