12月頭に修理に出していたNikon F2が戻ってきました
Nikon F2 Photomic(Black Body)が正式名称ですな
いかにもクラシカルカメラという貫禄満点です(笑)
シリアルNo.783万番台ということで1974年4月に出荷されたモデルで、実に今年で36歳!
おいらの手元には確か中二の春にやってきましたな
いかんせん重い!でかい!フルマニュアル!という3点セットなもんでして、社会人になりコンパクトなバカチョンカメラを入手してからは全く使うことがなかったため、前述した通りに悲惨な状況になってたんですよね~
露出計は作動不良、付属のレンズもカビカビという・・・orz
だもんで、ここんところのカメラ熱再発時に思い切ってオーバーホールに出してました
各部の分解清掃、ミラー部と裏蓋のモルト交換、フォトミックファインダーのプリズム再蒸着、そして露出計CdS交換と締めて34Kの出費です(笑)
古い機体にもかかわらずシャッター速度に狂いは少なくこちらは微調整程度で済んだのでサービスとのこと
シャッター部に電子部品を使っていないので助かりましたな
電子シャッターがいかれるとかなりヤバイそうです・・・
露出計のセンサーにCdS(硫化カドミウム)を使っており、現在は生産・輸入がされておらず在庫が無くなり次第に修理が出来なくなるようです
現状、Nikonのサービスでも受け付けてくれないようですね
今回はお世話になったカメラ店の知り合いの工房に出してくれたようです
このモデルの後に出たモデルは露出計にCdSは使っておらずSPD(シリコンフォトダイオード)にセンサーが変わっていてこちらはまだまだ修理が効くらしい・・・
とは言え、オーバーホールでセンサーが新しくなってるのでまだ20年は大丈夫とのことでした♪
動かなかった露出計のメーターもしっかり作動し、分解清掃してくれてるのでシャッター音も以前より軽く感じます
巻き上げレバーもひっかり感がなくなったみたい♪
とにかくまずはフィルム入れてみないとなぁ~(笑)
でもって、先日手に入れたF3と並べてみました
このF3はシリアルNo.124万番台で1980年8月に出荷されてます
F3の中でも初期ロットの方になるのかな?
元々、F2の設計は1970年というので10年の開きがあります
デザインもデザイナーとしてジウジアーロが起用されてスタイリッシュ!!
サイズもコンパクトになり各部が電子化されていて、何よりも絞り優先オートが搭載になってます
使い勝手の良いのはF3なんでしょうけど、F2の方が絶対に迫力がありますね(笑)
時間が取れたらこの2台ぶら下げて山でも撮りにいってみようかな~♪
モータードライブなんてもの手に入れたら報道のプロカメラマンからも一目置かれそうです(笑)
とにかく当時のフラッグシップ機ですからねぇ。。。
ディープな世界に足を突っ込んじまったなぁ。。。
次はF4、F5中古に手を出してみますかね(笑)
オートフォーカス機用のレンズ、持って無いしねぇ・・・・