またしばらく更新が・・・（笑）
この「翼に日の丸」って本なんですが、ぶぶ的には長～～～い間、待ち続けた本です。
その間、実に９年と８ヶ月！！
元の題名は「ラバウル烈風空戦録」と言いまして、本編１５巻、外伝３巻、総集編１巻という堂々たる布陣で発刊されてました。
内容はいわゆる架空戦記物なんですが、すばらしい内容で当時の愛読書と化していましたね。
ちょうど関西大震災の後に１５巻が刊行されたｔころで作者、川又千秋氏の執筆が中断したままとなってしまって残念な思いでした。
川又氏は他の物語は次々に送り出していましたが、この「ラバウル烈風空戦録」だけは待てど暮らせど発刊がなかった次第です。
しかし先日、本屋の文庫コーナーをなにげなく見ていたときに「翼に日の丸」上巻・中巻が並んでいたのです。
それだけでは全く気づかなかったと思いますが、本の帯に気になる絵が・・・
それは「ラバ空」世界で主人公が物語前半に操ることになる架空の双発の戦闘機「双戦」が描かれていました。
もう一発で「ラバ空」だ！とわかりましたね。
題名を変え、新しく書き加えた部分もあるということでした。
その場で上・中巻２冊を買い、下巻を待ちました。
２月にようやく下巻が発刊となり、まず問題の執筆が止まった後の部分から読んでみましたね。（笑）
内容的には、案外あっさりとしたエンディングではありましたが、これで長いこともやもやしていたものが取れたような気がします。
これほどのめり込んだ物語はもう現れないだろうなぁ～～～♪
暇な方、ぜひ一度！（笑）