本日2回目の更新です。

 

前置きとして。

今回のブログ。かなりしょうもない内容です。

お食事中の方はスルーで。

 

 

我が家の中2の長男。

「う○こする」と言って、トイレに入ってからが長いんです。

長男に用があって、こちらは、とっくにトイレも済んだであろうタイミングに長男に声をかけると

「まだ、う○こ中」とトイレから声がすることもたびたび。

えっ?まだう○こしてんの?こちらの体感的には、10分以上くらい経過している感じ。

 

以前、自閉っ娘りこちゃんのかかっていた便秘外来の先生が、「排便は10分以内で」と言っていたので、長男に「あんた、10分以上う○こにかかってんだったら、医者にかかるよ!」と釘をさしてます。

 

先日、普通どれくらいの時間でするもんなのかね?という話題になりまして。

 

私、次男、そして旦那氏は共通して、速いです。

だったら、タイムを取ってみようと。

 

ルールは

トイレに入って戸がパタンと閉まってから、用を足し終わりトイレから出て戸を閉めたところまでのタイムを計ることにしました。

 

トップバッターの私。

タイムを計るのは次男。

普段、ギリギリのところまで我慢してトイレ行く節がある中、この時はまだ若干の余裕があったため、自分的にもベストタイムではないかなといった記録。1分5秒。

 

しばらくしたら、次男がもようしてきたので、「次、俺がいくわ」と。

 

結果、1分25秒。まずまずの記録だけど、私には及ばす。

次男「お母さんすごいね」

 

また、しばらくすると

「次、お父さんがいくわ」と旦那氏がスタート。

旦那氏が言うには、コンディションによっては、1分を切れる自信があるとのこと。

結果は、1分7秒。私が2秒差で競り勝ちました。

 

 

バカバカしい・・・という目で見る長男。確かに、バカバカしい。

長男は「そもそも、お母さん達はギリギリになってトイレに駆け込むでしょ?俺はそれとは違う。もっと余裕を持ってトイレに入っている」と。

何を偉そうに。

お前のトイレが異常に長いんだよ!それで、結構みんなが迷惑してんだからな。

 

まぁ、この記録会の結果。普通のトイレタイムは、1分~2分くらいなのかと。

あくまで、スムーズな場合です。

 

話は変わりますが、自閉っ娘りこちゃんは、長らく便秘外来に通ってましたが、リズムが整ってきたので、便秘外来を卒業しました。

卒業したんだけど・・・生理が始まってから、また便秘再来で、薬は勿論ですが、浣腸に頼る日々。トイレで排便できてたのに、今は紙オムツでしたり。

「せっかくトイレでリズムよくできるようになったのに・・・退化してしまいました」と先日精神科の先生に嘆いたところ、

「退化じゃないです。生理がきちゃったことで、何か感覚の違いに困惑してこうなっているだけなので、嘆かないでください。りこちゃん、成長してますから!」と励まされました。

 

脱線したけど、とにかく、お通じ大事です。

昨日から、旦那氏&息子ども(中2長男・小5次男)は帰省しました。

で、今頃義実家から、広島に行っているはずなのですが、音信不通です。うまいことやっていることでしょう。

てなわけで、昨日の夜から自閉っ娘りこちゃんと2人きりで過ごしてます。

りこちゃんは、おしゃべりをしませんし、家ではゴロゴロして、基本スマホやタブレットをいじっています。なんで、家の中が静まりかえってます。

せっかく2人で過ごしているんだから、構ってあげればいいんでしょうけど・・・理想的なのは、絵本の読み聞かせとかですか?でもさぁ、読んであげようとすると、「えっ?別にいいです」っていう反応をされるんですよね。なんか、リラックスしている家でも課題をさせるつもりですか?っていうことなんだと思う。これぞ、理想と現実。

りこちゃんのお世話はあるけど、家に残った家族が私とりこちゃんだけなので、何にしても短時間で済みます。ごはんもしかり、その片付けも。いつもの半分以下の労力です。手持ち無沙汰になったもんで、なんとなく有吉の壁をダラダラ見たり(有吉の壁に出ている時のチョコプラが一番好きです)。

お風呂も、次に入る人がいないし、時間に追われることもないので、りこちゃんとゆっくり入浴。

 

就寝前はさすがにりこちゃんも「いつものメンバーがいない」っていう変な顔をしてましたが、「まぁ、静かでええわ」みたいな感じで、穏やかにふとんに入り、即寝。

普段、兄ちゃん達のペース、賑やかさに刺激されて、なかなか寝付かなかったりするんですよ(それでも、ありがたいことに、こーいう子界隈では、睡眠に関しては問題ない部類です。)ああ、彼女のペースにいつも合わせていないっていうことを痛感。ごめんね、いつも。

 

で、今朝も朝食の支度、洗濯もかかる時間が、いつもの半分以下。余った時間をゆっくりすればいいのに、全部の部屋のカーテンを洗いたくなってしまい、ついでに窓際の掃除に手をつけてしまいました。

昨日もなんですが、家族が出払った瞬間、断捨離し始めて、ついでに、レンジフードのフィルターを取り換えている自分。更についでに、家じゅうの換気扇のフィルターをアマゾンで物色、注文してしまいました。

家にいる時間が長ければ長くなるほど、家の不備、整っていないところが見えてしまって動いてしまうっていう悪循環。全然、ゆっくりできない。

 

さっき、りこちゃんはデイサービスに行ったので、ここからは私一人時間ですが。

家族がいない間に、買いものに行きたい!もちろん、その買い物も日用品だったり、

「買う必要のあるもの」。もはや、買い物は買い物で、娯楽要素のあるショッピングではないっていう。

 

まぁ、明日こそは自分のためにゆっくりしようじゃないか。

 

小学校5年生、重度知的障害と自閉症りこちゃん。

先日、初めて美容室で、髪を切ることができました。

 

健常の子どもしか知らない方には、想像できないことだと思いますが、ここまで来るのに長い道のりでした。

今まで、私の知り合いの美容師さんに家に来てもらって、切ってもらってました。家で切るのですら、以前は嫌がり、なかなか切らせてくれなかったのに。月日を重ねて段々、素直に座って切らせてくれるようになりました。

 

今回、私が勇気を出しました。

「ここのお店だったら、もしかしていけるかも」とリサーチして、事前に電話でそーいう子だとお伝えして。駄目だったら、あきらめようと半ば開き直って。

 

結果。すんなり、お店に入り。椅子に座り。ものの30分で切り終えました。

拍子抜けしました。

お店の人も「全然、お利口さん。こーいうお子さんも沢山くるけど、一番おとなしくてやりやすかった」と誉めてくださり。

 

たかだか美容室で髪を切るっていうことですが、約8年かかりました。

それでも、りこちゃんが積み重ねてきたこと、彼女の成長を実感しました。

 

美容室で髪を切れたことを、今までずーっと切ってくれた美容師さんに報告したら、

「感慨深くて、泣きそう」と私以上に喜んでくれました。

この美容師さんが、8年もの間、りこちゃんに付き合ってくれたから、りこちゃんは美容室で髪を切れたんです。美容師さんに感謝。

 

 

療育の世界では、「積み重ね」ってよく言われるし、言われている時は「そんなもん、所詮無理なもんは、無理なんじゃない、この子には」って卑屈になる時はあります。だけど、今回は、本当に積み重ねなんだと思いました。

 

って、感動したエピソードの数日後に、排便にまつわる残念な事件もあって。

いいことばっかりじゃねぇ~なぁ、とがっかりしていたところ。

一昨日の鹿児島の大雨災害のニュースを見たら、

「こんなこと、些細なことだ」と思えるようになりました。

被害に遭われた方が一刻も早く日常を取り戻せますように。