先々週、次男が学校発熱して早退。溶連菌でした。

溶連菌が済んだと思ったら、昨日、また次男学校で発熱。状況的にインフルエンザでしょう・・・。

今日は、自閉っ娘りこちゃんが通う特別支援学校の文化祭。ステージ発表があります。

私は次男を病院に連れて行くので、旦那氏に見に行ってもらいます。りこちゃんがこのまま無事文化祭終えられば、それはそれでラッキーじゃないか。

長男は長男で、週明け期末テスト。前回の中間テストはコロナになり、テストが延期になってしまったので、本人もどうにかインフルエンザを回避したいようです。でも、こればっかりは。罹ってしまう時はかかる。

しょうがないんだけど、子供の行事前の体調不良の心配って、気疲れしますなぁ。

 

 

長男も次男も、学校を休まざる得ない状況っていうのが、嫌なようです。

学校は疲れるし、土曜日や祝日が来ると\(^o^)/ってなるけど、病気になって自分だけ休みが続くみたいな状況になると「早く、学校に行きたい!!!」って嘆きます。

先日、インフルエンザによる学年閉鎖になった自閉っ娘りこちゃんでさえ、学年閉鎖になった朝は「ほら、もう学校に行く時間でしょ」みたいな顔をしてましたし。

学校は、疲れる場所ではあるけれど、「面白いところ」なんです。我が子達にとっては。

夏休みに関しても、長男・次男とも「長すぎる、早く学校行きたい」とも。

これって、めちゃくちゃ不登校の子が多い時代にして、結構ありがたいこと、幸せなことなんじゃないかと思う。

私は小学校で働いているから分かります。学校って、せわしない。忙しい。行きたくなくなる子達の気持ちは、理解できる部分はあります。

長男から聞く中学校生活は、更に忙しない。自分の中学校時代もかなり忙しかったのを振り返っても、よくまぁあれだけのことをこなしてきたよなぁと。中学生、偉いよ。

 

色々あるけれど、楽しそうに学校の出来事を話してくれる息子達を見ていて、これといって際立った取柄のない子達だけど、充分じゃないか。

そう思った矢先、「どうしてこうも、テストの点がひどいのか」と長男に嘆く私。

運動会のかけっこでビリだった次男を見て「もっと、運動をさせておくべきだった・・・」と後悔する私。そう、親とは欲をはってしまうのですな。

 

自閉っ娘りこちゃんも、知的な面は重度判定をもらってますが、基本、にこにこ穏やか。自分でやれることはやるし、よく食べ、よく眠る。

関わってくれている方々からみんなに「情緒が安定している」とお褒めの言葉をもらっているし。充分じゃないか、これで、って思う反面。「う○こと、生理時に自分一人で処理してくれたら、どれだけ楽だったか・・・」とかやっぱり思っちゃったり。

 

完璧な人生なんて、ない。人と比べたら、キリがない。わかっちゃいるけど、欲ばるのも 人間。誰というわけでもない誰かに見栄をはるのも人間。それを自覚したうえで、今の「ちょっとしたありがたいこと」を幸せだと思わないとね。

 

幸せといえば。

 

 

夏休みに、次男がリサイクルのイベントで、再生紙でハガキを作っていて。

せっかくだから、そのハガキに次男に一筆書かせて、両祖父母宅に送ることにしました。ハガキの余白に、↑の写真を貼って。

なかなか三人そろって写真も取れないので、こんな所帯じみた写真になりましたが。

 

すると。

普段、LINEなんて見もしない、高齢80過ぎの私の父から。

「う」と届き。

 

倒れたか!!!と心配した次の瞬間。

「ハガキ、ありがとう 皆元気のようで、安心です」

とLINEが届き。

 

電話の方が早いと電話したところ。

 

父が「○○(長男)くんは、随分こっちに帰ってきてないから、写真見て、大きくなってびっくりした!写真、ありがとう」と嬉しそうな電話の声。

 

「『う』ってLINEが届いたから、倒れたかと思ったわ」と言ったら、

「LINEなんて慣れないから、変なところ推しちゃったもんだ」と。

隣で、私と父の会話を聞いていた母も笑ってました。

 

ひとつのハガキで、ここまで心が温かくなるんだな。

書かせてよかった。

これも、幸せ。

 

遠く離れた場所に住む高齢の両親と、こんなして笑って話せる時間が、できるだけ長く続きますように。

 

日々のことに追われ、疲れてます。
今朝、旦那氏を駅まで送った後(5時半過ぎ)の東の空。
なんか、エネルギーをもらいました。
こーいう些細な瞬間に支えられて、私達は動いてる。


仕事行ってきます!

先週末から胃痛に悩まされていて。

昨日は、自転車で仕事から帰る際、胃痛がさらに悪化。家にたどり着けないんじゃないかと思うくらいだったので、旦那氏に早く帰ってきてもらい、夕飯も息子達にチャーハンを作らせ、なんとか就寝。

今朝は胃痛も落ち着いていたのですが、今日病院行ってきました。

結果、薬もらって後は経過観察。お昼は普通に食べたので大丈夫だと思うのですが、あの胃痛が不意にやってこられるときついなぁ。

旦那氏に「もし、私が胃癌とかだったらどうする?」と尋ねたら、「がーん」と答えてました。もっちょとひねった解答はなかったんですかね。

 

なんでもかんでもストレスに結びつけるのはよくないですが、絶対ストレスだと思う。

しょうもない、次男の通学班の母同志トラブルに巻き込まれているのを筆頭に。

細かい心配事が積り積もった一か月だったので。

通学班のトラブルは、ブログに載せるまでもないしょうもないトラブルです。バカバカしい。早く、次男が小学校卒業してくれないかなぁって心底思いましたよ。

 

 

今日はそんなこんなで、仕事はお休みさせてもらったので。

布団でごろごろしきった後は、読みかけだった「成瀬は天下を取りにいく」を読むことに。

2024年本屋大賞受賞。

 

まず、冒頭から「私はこの作者の文章が好きだ。」と確信しました。

さばさばと潔く、颯爽としているんです。

物語の最初はコロナ禍真っ只中だった時期で、ああ~そういえば子供達の行事ごとがほぼほぼ中止とかだったなぁと、あの時期に子供達が可哀そうだと思っていた自分の気持ちが蘇りました。現在、中学生活を謳歌している中2の長男が、もし、コロナ期に中学生だったら・・・想像しただけで悲しくなってくるので、まだ小学校時代がコロナでよかったのかもと。思い出は上書きされていくものなので。

そんなコロナ期に、自分で決めたことを周りがどう思うが突き進んでやりとげる主人公中学2年の成瀬あかりが、本当に魅力的でかっこいいんです。こんな生き方をしてみたいと。

コロナ禍を限られた中で、何かに打ち込むあかりの姿に影響されて、周りの人間が少しずつ変わっていくところとか、別のところで、誰かのわだかまりを解かすきっかけをつくったところとか、うるっとくるものがありました。

親友のみゆきもいいキャラだし、西浦くん、君の気持ちに共感しまくったよ!!

 

自分が決めたこ道を突き進む、かっこいい。

 

あかりと対照的な人間として描かれているかえで。

人と人の線、相関図ばかり気にしている彼女の姿は、まんま、高校時代の私だったし(高校入学直後のお弁当を誰を食べるか問題とか)。あかりくらい、独りでいることに抵抗なく過ごせたら、もっと高校時代楽しかったのかな。

一匹狼になる必要はないけど、人と距離ある程度の距離を保ちながら、自分は自分って他人に振り回されない人間になりたい。

 

今のしょうもない母業の煩わしさからくる私の思い。

このタイミングで、この本を読んだのは、ラッキーでした!

 

舞台となった、大津を旅行したい!