夏休みに入ってから、三人の子ども達のあれこれで、記録しておきたいことが溜まってます。小出しにしていかないと、なんか溜まっていて気持ちが悪い。
次男が先週林間学校に行ってきました。
帰宅した次男は、興奮気味に林間学校での出来事を沢山話してくれました。
とにかく、楽しかったそうです。夏のよい思い出ができました。母、安堵。
熱中症を心配していたけど、現地は涼しくて、快適だったそうです。
ほんと、よかった・・・ずーっとこの夏、長男の陸上部の活動も含め、熱中症の心配ばかりしているもんで。
そんな次男と、土曜日に家庭科の宿題の裁縫にとりかかりました。
手縫いで何か作ってくるっていう課題です。この課題、長男の時は長男に任せてしまったので、出来上がったものを見て酷すぎて、驚愕したものです。
夏休み明けの授業参観で長男の作品が展示されていた際は、恥ずかしくて、その作品をこっそり隠したくなりましたもん。
しかし、手が器用な子ってほんとすごいの作るんですよね。今や、家庭科はジェンダーレスの科目ですが、それでも未だに裁縫なんかは、女子のイメージですよね。
思えば、長男の酷い作品は、「男子だよねぇ~」で笑ってもらえたけど、長男が女子だったら・・・末恐ろしい。多分みんな笑えない。ひいてたと思います。男子でよかった。
私は、裁縫が本当に苦手です。もし、自閉っ娘りこちゃんが普通の女の子だったら・・・
私の血を受け継いで、裁縫は苦手だったでしょう。それでも、女子だからっていうこともあり、子供の頃の私がそうだったように、周りの目を気にして見栄をはり、能力以上の作品を作ろうとして、母娘でバトルだったのかな。こーいうのもあれだけど、普通の女子が経験する、女子の世界特有の煩わしいあるあるは、りこちゃんとは無縁なので、ある意味りこちゃんが普通じゃなくて、ちょっとよかった(苦笑)
長男の時の失敗もあり、次男には「教科書に乗っている一番簡単そうな奴を作った方がいい」とアドバイスしました。そして、教科書に習って、一緒に材料を買いに行き、ノートに設計図を書かせて、布(フェルト生地)の採寸・裁断も丁寧にやらせました。
口であれこれ説明するよりも、私も同じものを作った方が間違いがないと思い、見本として、私も同じものをつくりました。見本になるか心配ではありましたが、なんとか作れました。
それが↓
ペンケースです。
左のボタンが一つのは私作、ボタン二つが次男作。
波縫いの粗さは、目をつぶっていただきたいです。
一応50年弱生きてきたので、綺麗さはともかく、何かを縫う、ボタンをつけるってことは経験してきたので、私は1時間弱くらいでできました。次男は、針を指にさして「いたっつ」と叫んだり、玉留めがもはや布から離れた箇所にできたり、見えない箇所はひどいもんでしたが、3時間かけて完成させました。
作りながら、2人で「ソーイング・ビー」の人達って本当に尊敬するっていう話になりました。ほんと、世の中の裁縫を生業にしている人、趣味で何でも布で作っちゃう人、尊敬!!!
今回次男につきっきりで、それなりのものができたので、長男の時も、ちゃんと一緒にやればよかった・・・と後悔も。やっぱりねぇ、どの子にも手をかけないといけない時間って必ずある。
私は、長男・次男には「ボタン付けだけはできた方がいい」と言ってます。
それは、我が家の旦那氏が全く裁縫ができなくて、ワイシャツのボタンが取れれば、つけてくれと当たり前のように私に頼んでくるからです。
旦那氏は、中学校で家庭科をやっていない世代。
「結婚してなかったら、こーいう時(ボタンが取れた時)、どうすんの?」と尋ねたら、
「まぁ、あきらめて新しいの買うしかないよね」との回答が。そうですか。
長男・次男には、
「結婚できるとは限らないんだから、ボタン付けくらいはマスターしときなさい」
と改めて助言した次第です。