地域の学校に通う長男・次男は夏休みを迎えてしまいました。

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次男のことを。

ピアノを習っている次男。5月の終わりにあった授業参観。音楽の時間に合唱曲「Believe」の伴奏をすることになりました。

ピアノの先生の熱心なご指導もあって、なんとか授業参観では、演奏を止めることなく、無事弾ききり、親子ともども安堵。たかが授業参観、されど授業参観。息子が、緊張を乗り越えて伴奏している姿を見て、胸にこみあげてくるものがありました。

 

 

この授業参観から約1か月後の6月終わりに、今度は7月の音楽朝会で5年生全員でこの「Believe」を合唱するということが決まり、指揮者と伴奏者をオーディションで決めることになりました。

伴奏者のオーディションに立候補したのは、次男を含め4人。

「まぁ、あの子(知っているピアノがものすごく上手な子)も立候補したし、家の子はないかなぁ。挑戦したことに意味がある」と思っていたら、なんと次男が伴奏者に選ばれるという!!!

そこから、ピアノの先生に相談しながら、練習しまくりました。

家では、私の歌及び指揮を見ながら弾く練習をしたのですが、

「お母さんの指揮は、昭和の指揮だ」と言われたり(昭和の指揮って何?)

 

ピアノの先生は、通常レッスン以外の空いた時間にも次男を呼んで、細かく熱く温かく指導をしてくれました。先生曰く「学校行事で弾くっていうことは、本人にとってとってもプレッシャーだし、成功させてあげたい」と。先生の気持ちがありがたくて、泣けてくる母。

本番前日も、先生は空いた時間に次男を呼んでくださり、レッスン室のピアノでリハーサルをさせてくださりました。

先生は、最後には次男の背中を押すように「大丈夫。トイトイトイ」と次男におまじないをかけてくれました。

 

 

 

公式じゃないだろうけど、載せます。


 

音楽朝会当日。

この日は、全校児童(1000人超の学校です)も見ている中、且つ、5年生の保護者も参観。

「緊張するなぁ・・・でも、頑張る!」と朝登校した次男。

前日のリハーサルレッスンでは、最後は涙目になっていたという。

緊張から、私も一人で見る勇気がなかったので、旦那氏に午前休をとってもらって、両親2人で参観することに。


特別支援学校に通う自閉っ娘りこちゃんをバス停に送った後、汗だくになって猛スピードで、次男の通う小学校へ。

子供達のイベントで、ドキドキしたことがない旦那氏に撮影を託し(何故、そんなに塩感情なのか?)、いざ本番。

母、緊張で倒れそう。

 

最初の一音が流れ、前奏が始まり。いいよ、いいよ。その調子。その調子。

固唾を呑んで見守り、中盤。問題ない!!!そのまま、そのまま落ち着いて!!!

(お前が落ち着け)

最後のクライマックスに向けて、盛りあがって!フォルテ、フォルテ、フォルテ!!!


静かに最後の一音が鳴りやんだ時、安堵で私は脱力。


隣でいたっていつも通りの旦那氏。

 

よく頑張ったよ、次男。

周りの目がなかったら、多分号泣してたわ、私。

 

この経験が、次男にとって自信につながったのは間違いなく。

こーいう経験をさせてくれた学校や、熱心に指導してくださったピアノの先生には、本当に感謝しかないです。

 

たかだか、学校行事の一つのイベントなんだけど。

私にとって、一生忘れられない思い出になりました。

ありがとう、次男。

 

母は、子供達から思い出をもらってます。