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bubble-daysのブログ

バブル期に青春を過ごしたおばちゃんが、昔と今を比べながら
色々つぶやいていくブログです。

おはようございます。

バブルの頃、「これだけは絶対持ってなきゃモテません」というグッズ。

それは車でした。

新型の車が出るたびに「どこが変わった?」「今後は何が追加されてんだ?」と、

ワクワク・ドキドキしながらパンフレットを眺めたもんです。

リトラクタブルライト!(当時は憧れでしたね、少なくとも私は)

5速の手動からオートマのオプション追加、とか。。

ABSが付加された!とか。標準化された!とか。

画期的な(今は当たり前だけど)変更がその都度あったんです。

 

しかし。

今、私は新しい車に魅力を感じないのです。

なぜか?

使わない機能が満載、そして高い、と。

360度確認できるカメラが搭載、自動ブレーキングシステム、前の車に一定の距離で

付いていく機能やらアイドリングストップをストップさせる機能などなど。

高速走行をイメージしたものを推測されますが、一定の速さで走る機能って必要ですか?

私の車にもついていますが、使ったことないです。

アイドリングストップをストップさせるって、もはや必要なくない?

駐停車を避けるためにちょっと白線踏んだだけで警報なるし、「鳴らしたくなかったら

止めてください」的なオプション、大すぎです。

 

その分車輛にあらかじめコストが載せられています。

「要らなかったら使わなくてもいいけど、まぁ付けとくんで」っていう有料のおまけ。

おまけというものは「無料だから」おまけなのであって、必要もないのにあれこれ

くっつけているのは余計なお世話ですわ。

 

確かに高齢者が運転を続けるのに、カメラやオートブレーキ、警告音などは必要かも

しれません。

しかしですね、その「車」という機械を(あるいは高級なおもちゃを)、ヒトが

「操作する」ことに意義があって、「速度超過を検知しました、スピードを落とします」など

要らないんですよ。それではヒトが機械に操られているじゃないですか。

「車が歩行者を感知してくれるから」「危なかったら勝手に止まるから」と思いながら

運転するって、それは本当に運転ですかね?

ただ機械に乗せられてるだけじゃないですか。

 

アマゾンが1万人以上の従業員を解雇するというニュースが流れていました。

「社内のAI化を進め、その技術に投資するため」だそうです。

もうすでに世の中はじわりじわりと機械に支配されているんじゃないですかね?

私にはそう思えてなりません。

 

黙って乗ってりゃ行きたい場所に連れて行ってくれる、既定の速度、最短の経路で。

そんなものはドライブでも何でもなく、ただの移動にすぎません。

たまには寄り道したり、いつもと違った道を通ったりするからこそ、ドライブはドライブ

なのです。

「次を右折し、戻ってください」とか要らんて。分かってっから!怒

とつぶやきながら、私は車を運転しています。