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bubble-daysのブログ

バブル期に青春を過ごしたおばちゃんが、昔と今を比べながら
色々つぶやいていくブログです。

こんばんは。

また随分と間が空いてしまいました。申し訳ありません。

実は手術で入院したり、病院でPCを持ち込み、入院中に引っ越し先を探し、

今より狭い部屋に引っ越すことになりました。

ミニマリストを目指すわけではないのですが、より必要のあるものを厳選し、

少ない荷物で生活するためにあえて狭い部屋にしたのです。

その代わり、と言っては何ですが、より中心部に近い場所にしました。

 

仕事をしながら引っ越しの荷物の箱詰めなど、まあまあ大変です。(汗)

 

高齢者(なんですよ、私)の住処という事に対して、今回は色々考えることが

多かったです。

まず、「買う」のか。「借りる」のか。

自分が死ぬとなって相続税的な話になると、自宅が賃貸か持ち家かは大きな違いです。

賃貸だったら、契約を解除して終わりですが、持ち家だったら名義変更しなければ

なりません。

買うとして、マンションなのか住宅なのか。

戸建住宅は自由がありますが、家の管理は雪かきや草刈りなど、より高齢になると

大変なことがあります。

マンションはというと、固定資産税が戸建より高額な上に管理費は永遠にかかります。

年金生活にはやや重いうえ、今後値上がりしないという保証はありません。

「ああ、こんな悩みをしなくてもいい生活したかった…」と思うと同時に、私は

バブル時代を夢見てしまうのです。

 

誰もがみんな、とは言いませんが、高収入を得ることに今ほど苦労しなかったと

思うのです。なので、例えば「広い家に住みたい」と思い、そのために家賃分の収入を

得るとすれば、もう頑張って働けば何とかなった時代でした。

いやいや、広い家なんて要りません、という人もいました、もちろん。

そしてせっせとお金をためて、高利回りで貯金や運用を続け、資産を増やし続けました、

という人もいました。

どちらにせよ、生活の向上に対し選択ができた、と思います。

 

今はもう選択なんてないですよね。「縮小」について「これ以上どうやって縮小するのか」を

悩むばかりです。

ただそうやって縮小を繰り返し、都心部で最先端な情報をむさぼることを辞め、離れ、

家賃の安さや生活費の安さばかりを追い求め、生活全体を縮小させることっていうのは

仕方ないとしても、どうなんでしょうか?

たまに都心部のデパートに出向くとですね、もう「え~~~!?」と思っちゃいます。

近所には絶対に売っていないものや、今のトレンドの服など、「自分から近づかないと

触れられないもの」が満載ですね。

近所のショッピングモールでは見かけないものだらけです。

これらを「必要のないもの」「ただの贅沢」とくくってしまうのか、どうか。

 

私は「必要のないもの」とは思えなかったのです。

むしろ自分がそういうキラキラ・ワクワクを感じることを忘れている事に気づきました。

生きていくために大事なことは、衣食住の確保は当たり前ですが、縮小しすぎると

見えるべきものもいつの間にか目に入らなくなるような気がするのです。

 

ただでさえ年を取り、よぼよぼしていくのですから、せめて生活環境だけでも

キラキラ感をちょっとだけでも取り入れたくて、の引っ越しです。(笑)

どうなることやら。

ではまた。