こんばんは。
都心から離れた低所得・高齢者居住地域で、広く新築の物件に長く住んでいたのですが、
都心近くの高所得・30~40代中心居住地域の、前より20㎡くらい狭い築20年くらいの物件に
引っ越したのですが。
色々勉強になっています。(笑)
同じスーパーでも、所得格差があるんだな、と。
10円~100円近く売価に差があります。
陳列商品も違います。
お刺身売り場に必ず「中トロ」「大トロ」のお刺身があります。
こんなの、前の家近くのスーパーには置いてなかったよな、と。
調味料やお漬物なんかでも、ちょっと気の利いたものが売っています、高いけども。
朝、学校や幼稚園に送迎するお母さんと子供の会話があちこちにあります。
でも、前の居住区ではそんな風景、見かけませんでした。
なぜなら高齢者が圧倒的に多かったからです。
逆に高齢者を見かけなくなりました。いないんですかね?
新たな大家さんは、くくりとしては高齢者ですが、とても小綺麗でお肌もきれい。
ああ、何かしらの手入れをしているのだな、と推察します。
逆に前の地域でこんな小綺麗な高齢者を見かけなかったな、と。
経済的に豊かであるのと、そうでないのとでは、見る世界がこれほどまでに違うのか、と。
思い知りました。
バブルを体験している世代の価値観と、全く知らない世代の価値観。
むしろ苦しくて贅沢をしようとも思わなくなった世代の方もいるでしょう。
私が若い頃は、「欲しい」とは思わなくてもブランドの名前はよく知っていました。
今の若い人たちはあんまり興味がないみたいです。知らないんです。
買いたくなくても、そういうハイソサエティーな世界があることを知っているのと、
全く触れたこともないというのは、その人の人生の中で、例えばハイジャンプしたいような
時にそのジャンプの高さに影響がないでしょうか?
品よく、人より秀でて、更に高みを目指す時の指標はより高い方が良いのだと思いますが、
その高さを定められないとしたら、どうなったらかっこよく、気品のある、羨ましがられる
のかもわからないと思いますね。
そういえば都心暮らしの奥様が前に住んでいた地域に定期的に買い物に来ていたんですが、
「ここは大型スーパーがあってモノも安いし、近くに100均もあるし、交通の便もいいし、
住みやすくていいわね」とよく言っていました。
そして外車で乗り付けてどっさりまとめ買いして、また都心の自宅に戻るのです。
そういうセレブ系の人は、どんなにほかの地域を褒めたとしても引っ越すようなことは
ありません。
ちょっと不便で、物は高く100均とかなくても、やっぱり都心が良いのです。
…そういうもんなんだなーと都心に住み始めて2~3日ですけれどもちょっとその気持ちが
分かり始めたオバハンでした。