こんにちは
新潟市西区のタイ古式リラクゼーションサロン~Bua Sawan~でございます
色んなテーマが溢れる私のブログ
気分次第でその日のテーマが決まります
今日は、しばらくご無沙汰だったまめちゃんの攻撃行動について。
続きです
まめちゃんの咬傷事故が続くようになり、限界を感じたのが昨年の3月。
パピーの頃からお世話になっていた行動学の先生(今もなお、お世話になっております)に急いで連絡をしました。
それから2週間後くらい後に診察の日程が決まり、まずは問診が送られてきました。
事細かくまめちゃんの様子を記入し、今後の我々の希望なども聞かれました。
【もし、まめちゃんの攻撃行動が一生治らないとしたら…】
という質問もあり、行動学の治療の重大さをそこで改めて実感したのを覚えております。
そして、待ちに待った診察初日。
当時は先生は訪問という形をとられていたので、我が家にご足労いただき…
まめちゃんには、『大好きな白井先生来るよ』と伝えてあったので、
一目見るや大興奮
『私、先生のこと知ってますぅ大好きですぅ
』
お逢いするのは2年半ぶりくらいだったのかな?
しつけ教室が相当楽しかったのでしょうそれでもまめちゃんは先生のことを覚えていました
その日は、返送してあった問診に沿いながらまめちゃんの状況の確認から始まり、どこに原因があるのかを導き出すところからスタート。
問診の内容や表情等を見ながら診察していくうちに、まめちゃんの攻撃行動は、恐怖から来ていることが判明するのです。
恐怖…?
私たちが怖いの??
こんなにべったりさんなのに???
私の頭の中はちんぷんかんぷんでしたが、先生が順を追って丁寧に説明してくださいます。
①まめちゃんタイプの攻撃行動は、まず、劣悪な環境下で育ったことが原因となることが多いということ。
②お腹の中にいる間も相当なストレスだったであろうこと。=ママわんこもストレスの中で生活していたであろうこと。
③手が怖いということは、手で何かをされていたであろうこと。
この辺が原因として挙げられましたが、もちろんその現場を見たわけではないので半信半疑…
というか、ブリーダーって、わんこが好きだからこその仕事だよね?
なのに、なぜママわんこや赤ちゃんわんこにストレス???
私はこの日、初めてブリーダーによる虐待や育児放棄の事実を知ったのです。
もちろん、全てのブリーダーがこうではありません
たくさんの愛情をこめて大事に大事に育ててくださるブリーダーさんだっていらっしゃいます。
が、劣悪な環境のブリーダーが多いことも事実だと知りました。
生まれてからだけではなく、お腹にいる時からストレスを与えられながら育つ…
お腹の中にいる時は、身体の器官だけではなく脳も育つ時期。
なのにストレスしかないなんて…
ママだって、絶対に無理を強いられて妊娠出産に臨んでいるはず…
この現実は衝撃以外何ものでもありませんでした。
そんな中、先生はこう続けました。
『この業界にいる我々が、この現実をどうにもできないできないこと…本当に申し訳なく思います。』と。
先生は何にも悪くないし、むしろこの現実ときちんと向き合ってたくさんの命を救ってくださっているのに…
きっと、私なんかよりも歯がゆい想いをされているにも関わらず…
そう思うと涙が止まりませんでした。
でも、泣いている場合ではありません
きちんと現実を受け止め、先に進まねば
確かにまめちゃんは信じられないような環境下で、信じられないような扱いを受けて育ってしまったけど…
先生と私たちがいれば大丈夫
そう思えるようになりました。
もっと早くに先生に診てもらっていれば、ここまで悪化せずに済んだのに…
もっと早くにまめちゃんの心の傷に気付いてあげられたのに…
悔やんでばかりでしたが…
我々が生きているのは今です
過去には戻れません。
じゃあ、今できることをやればいい。
この後訪れる数々の出逢いが私の心を解きほどいてくれました
きっとこの先は明るい未来が待っていると信じて
ねぇ、まめちゃん
って…
主人がお客様から頂いたお団子
めっちゃ狙ってますけど
こうやって暮らしていても、誰が攻撃行動なんて持っているの?っていうくらい天真爛漫な甘えん坊さんなんです