【63】郡山駅前バスウォッチ | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

過日、約2年ぶりに郡山駅前に立つ。

正午直前に新幹線から降り、昼メシは構内の立ち食いそば屋でさっと済ませて、浮いた時間でバスウォッチ。

前回降り立った際に見かけた福島交通生え抜きのエアロスターと再会できれば嬉しいなぁと期待しながら、ロータリーに出入りするバスに目をこらす。ちなみに前回のお話はこちら。

神奈川中央交通や都営バスからの中古車がメインなのは前回同様だが、今回はこんなクルマも現れて古バス引退の予感が。
福島交通を擁するみちのりホールディングスは、同じく傘下の関東自動車と福島交通に合計218台の電気バスを導入する計画を持っており、上の写真のクルマが所属する大槻営業所に所属する30台は全て電気バスに置き換えられる見込みと聞く。

30度に迫る炎天下に立ち尽くし、諦め半分で10分ほど待つと、やってきました生え抜きエアロ。
元気な様子を確認でき胸をなでおろしていると、別の個体も現れて暑さも吹き飛ぶ。
今年で30年を迎える元2338号車の7128号車は現役感にあふれ、今回の郡山滞在中にもっともよく目にした生え抜きエアロ。
今回は、このほかにも2台の生え抜きエアロの生存を確認。

市内のホテルでの会合が終わり、夜のパーティー開始まで1時間ほどあるので、周辺を散策しようと同業者とともに表に出ると、向こうから7128号車がやってきたので、近くのバス停に駆け寄り独りで乗車。
循環系統だったので、古バスの乗り心地を楽しんで郡山駅近くに戻ると、パーティー開始までちょうどいいタイミング。
常磐ものを使ったコース料理は、ビールやワインのみならず、日本酒コーナーに用意された福島の銘酒とも相性バッチリ。
古バスのサウンドを思い出しながら呑む酒は、ことのほか腑に沁みた。