【60】府中といえば | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

【59】で府中のことを書いたが、多摩地域以外の方には、府中と言えばこちらがイメージに浮かぶのでは。

府中にある東京競馬場は、5月から6月上旬にかけて重賞レースが相次いで開催され、今年は5月5日の「NHKマイルカップ」を皮切りに、6月4日の「安田記念」まで、最高位の「GI」レースが毎週日曜日に実施された。

私は基本的にギャンブルをやらないが、競馬場や競艇場などで人間模様を眺めながら一杯やるのは嫌いではないので、時々足が向く。

馬券はめったに買わないけれど、事前にスポーツ新聞の出走表に目を通して予想の真似事をしてから、パドックで馬の仕上がりを見ながら周囲の感想を聞くのも楽しい。
もちろん、出走前にはスタンドに立ち、声援や絶叫、悲鳴の入り交じる渦の中を駆け抜ける馬と騎手を見る。

そして、今の時季の東京競馬場ではこうした楽しみもある。

ここが鉄火場、じゃなかった競馬場であることを忘れさせる鮮やかなバラが、おじさんを中心とした観客の荒い鼻息で熱気を帯びた場内の空気を浄化しているようにも思える。

上の写真は5月19日に開催されたオークスの時のものだが、6月4日の安田記念では花の鮮やかさが変化しており、梅雨の訪れが近いことを感じさせた。
(おまけ)
府中と言えば償いの場として知られる法務省関連施設も有名で、規模が大きいだけに周囲を歩くとそれなりの歩数を稼ぐことができる。