【52】地元でタマブラ① | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

過日、地元八王子市内でタマブラ(多摩地区ぶらぶら)。


向かったのは市の北部にある、国指定史跡の滝山城跡。


八王子駅からなら、昼間ほぼ20分ごとに運行されるバスを使って約20分で最寄りの「滝山城址下」に着くことができる。


ちなみにバス停名は「城址」となっているが、文化庁の「国指定文化財等データベース」を見てみると史跡名は「滝山城跡(たきやまじょうあと)」と記されている。


さらに余談だが、同じく八王子市内にある国指定史跡の八王子城跡の最寄りバス停名は「八王子城跡」となっていて、文化庁のデータベースと漢字は一致しているが、読みはバス停が「はちおうじじょうせき」で、「はちおうじじょうあと」と読ませるデータベースとは異なる。


この日は昼過ぎに立川でのヤボ用を終えた後だったので、城跡の北側を流れる多摩川を渡ってアプローチしようと青梅線に乗り込んだ。


10分ほどで拝島駅に着き、構内で遅い昼食を済ませてから改札を抜けて南口に向かう。

2010年の橋上駅舎開業で、南北自由通路南端のガラス壁面から多摩の山々を望むことができるようになったものの、この日はご覧のような曇り空。

駅前広場につながる階段を降りると、滝山城址下を通る西東京バスの工学院大学行きが停まっている。
拝島駅南口発工学院大学行きは、14・15時台各1本運転の準ローカル路線だが、発車まで10分ほどあるにもかかわらず、座席が半分ほど埋まっている。

発車時刻になると、バスは河岸段丘を降りて睦橋で多摩川を渡り、睦橋通りを左折すると、高月橋で支流の秋川をまたぐ。

右手には、滝山城を築城した大石定重も城主を務めたとされる高月城の城跡があり、いずれ訪れたいと思う(近年の研究により、北条氏照が滝山城を築いたとする説もあり)。

高月地区で客の大半が降り、身軽になったバスは、滝山城の建っていた加住丘陵の城跡西側に切り通された都道の急な勾配を登る。

坂を降りて左折すると、拝島駅から20分ほどで滝山城址バス停に到着。

軽くストレッチして筋を伸ばし、小学校の遠足以来となる滝山城跡への坂道を登った。
(つづく)