過日、久々の新潟駅。
新潟県内には、しばしば足を踏み入れているものの、新潟市内に泊まるのは何年ぶりだろう。
今回楽しみにしていたのは、こちらの新潟駅万代口バスターミナル。
ずらりと並ぶ乗り場に、各方面へ向かうバスがバックで入る光景を目にすることができるのも3月30日まで。
屋根を支える年季の入ったリベット打ちの鉄骨や、ランプの灯る案内表示もいい感じ。
そして、3月31日にはJRの高架下に新たに設けられた乗り場にバスが出入りすることになる。
すでに新ターミナルは大方出来上がっていて、あとは乗り場の番号が書かれた白いボードの脇に行き先や系統番号を記したシールを貼って、バリケードを撤去するだけのように見える。
4月に旧ターミナルのお別れイベントが予定されているとのことで、市民やバス利用者に愛されてきたことをうかがわせる。
長年にわたり多くの人びとの足を支えてきた旧ターミナルには、任を譲るその日まで、バスと乗客の安全を見守っていてほしいと思う。